『おちょやん』一平の浮気相手・朝日奈灯子のモデル女優とは?史実でも壮絶だった三角関係の画像1
NHK連続テレビ小説『おちょやん』」より

 終戦から3年。地方を巡業していた鶴亀家庭劇の一行は、鶴亀新喜劇を発足したいという大山鶴蔵社長(中村鴈治郎)に呼び戻され、新たな船出を迎えた。道頓堀に平和が戻ってきた4月12日(月)~16日(金)のNHK連続テレビ小説『おちょやん』を振り返ろう。

鶴亀新喜劇の発足と千之助の引退

 天海千代(杉咲花)たちは虫のいい話への返事は保留して、岡田シズ(篠原涼子)と富川みつえ(東野絢香)が始めた「岡福うどん」へ。須賀廼家万太郎一座ではなく自分たちに話がきたのはなぜかと話していると、シズから万太郎(板尾創路)は喉のがんで声が出なくなったと知らされる。

 その頃、須賀廼家千之助(星田英利)は万太郎一座で憎まれ口を叩いていた。しかし、万太郎は一言も言い返さず、ジェスチャーで「わしは声がもう出ない」と伝えた。

 慰問から戻らない松島寛治(前田旺志郎)のために千代たちは鶴亀に戻り、万太郎の最後の芝居に千之助が出演することになった。実に40年ぶりの須賀廼家兄弟の復活。万太郎の最後の舞台は、閻魔様に扮した千之助に天国行きか地獄行きか判定をされるという物語だ。

 2人は40年のブランクがあるとは思えないほど息がピッタリ合った芝居を見せ、笑いが絶えないまま幕が下りた。最後までやりきった万太郎は、舞台袖の椅子に座ったまま帰らぬ人となった。

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 鶴亀新喜劇には、鶴亀家庭劇の他に3人の新メンバーが加入した。万太郎一座にいた須賀廼家千兵衛(竹本真之)と須賀廼家万歳(藤山扇治郎)、歌劇団出身の朝日奈灯子(小西はる)。千兵衛と万歳は、戦争から帰ってきたら万太郎と舞台に立てると思っていた。不満だらけの2人は千之助とモメて、天海一平(成田凌)たちを悩ませる。

 千之助が書き下ろした新作『お家はんと直どん』は、かつて愛し合っていたが、父親にだまされて引き離され、お互いを恨んでいた男女が40年ぶりに再会するという話。しかし、千之助はセリフもアドリブも出てこず、千兵衛と万歳は稽古に参加すらせず、まとまりをなくしていた。

 その日の夜、千代たちが岡福から戻ると、そこには寛治の姿があった。翌朝、寛治は「もう一度、一緒に芝居がしたい」と泣きながら伝えた。「当たり前や」と千代が承諾すると、寛治は竹井ヨシヲ(倉悠貴)から預かったビー玉を渡した。

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 満州に渡った寛治は賭博三昧の毎日を過ごし、相手にだまされてケンカになったところをヨシヲに助けられ、2人は親しくなった。

 終戦前日、寛治はヨシヲから「日本が負けたらソ連の軍隊がやってくるから、その前に逃げろ」と言われ、千代に今度会ったときに返すと約束していたビー玉を預けられた。ヨシヲの忠告のおかげで寛治は満州から逃げられたが、ヨシヲは逃げ遅れた女性を助けようとして、撃たれて亡くなったのだという。

 千代は泣きながら「おおきに。ヨシヲとの約束を守ってくれて、生きて帰ってきてくれて」と礼を伝えた。

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 戻ってきた寛治は鶴亀新喜劇に加入。劇場支配人の熊田(西川忠志)に連れて来られた千兵衛と万歳は、共に戦地で苦労した寛治に心を開き、鶴亀新喜劇はやっとひとつになれた。

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