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石徹白未亜「ネット依存社会の実態」【アプリ四季報 2021年1~3月】

美少女×競馬で大ヒットの「ウマ娘」20世紀の名馬に20代が夢中になる理由

構成=石徹白未亜/ライター

日影 これはメディアミックスの影響があるかと思います。「ウマ娘」はすでに漫画やアニメなどでも展開されています。漫画は2016年、アニメは18年に第1期、21年1~3月に第2期と、ゲームのリリースと重なる形で放送されています。ここでつかんでいたコアな「ウマ娘」ファンたちが、ゲームのヒットを支えたのかもしれません。

「ウマ娘」の発表自体は16年だったので、リリースまでずいぶん期間が空きましたが、それまでメディアミックスで「種をまいておいた」形になった、とも言えますね。今回のヒットを受けて、今後は世代の幅が広がるかもしれません。

 なお、今年のG1レース、桜花賞(4月11日開催)は売り上げが3割ほど伸びたそうです。ただ、これは「ウマ娘」効果というより、コロナ禍でネット投票の割合が伸びた公営ギャンブル自体が活況だから、とも言えますが。

“刀剣女子”の次は“ウマ娘男子”が急増か?

――実在の刀剣を美青年、美少年にしたゲーム「刀剣乱舞」人気で、刀剣を見に美術館などを訪れる「刀剣女子」が話題となりましたが、「ウマ娘」もそのようにリアルへの影響がみられるかもしれませんね。しかも、刀剣は期間限定の展示のものも多いですが、競馬は全国各地でレースが行われていますしね。

日影 「ウマ娘」の大ヒットを受けて、今後はもしかしたらJRAとコラボして「ウマ娘杯」などが開催されるかもしれませんね。今回のヒットは、群雄割拠のアプリゲームにおいて本当に久々の快挙でした。運営するのはサイバーエージェントグループのサイゲームスですが、「ウマ娘」効果でサイバーエージェントの株価も上がっています。

――同社には14年リリースの有名ゲームタイトル「グランブルーファンタジー」がありますが、強力な2本目の柱が出てきましたね。若年層など「歴史の長いゲームに今から入るのがキツい」人にも響くかもしれませんね。

* * *

 後編では引き続き日影氏に、絶好調の「ウマ娘」とは一転、21年1、2月にかけて世間を大きく賑わせながら、どうも今はパッとしないように見える「Clubhouse(クラブハウス)」の現状についてうかがう。

(構成=石徹白未亜/ライター)

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