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山尾志桜里議員、不倫相手の元妻が自殺報道…「希薄な罪悪感」と「永田町での悪評」

文=編集部
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 ただ、国民民主党のなかには、山尾議員の存在を疎ましく思う人たちも多かったように思います。なぜなら、次期衆議選で彼女は、東京ブロックの比例単独1位を約束されているからです。他の出馬予定の陣営から『なぜ彼女に選挙区と掛け持ちで出馬させないんだ』と党執行部に対しての不満が噴出してるようです。支持率1%未満の同党ですから、取れても東京ブロックで1議席。その1議席を山尾議員が持って行くのですから、他の候補者たちが『なぜ、山尾のためにがんばらないといけないんだ』という気持ちになるのも理解できます。

 彼女自身も『私が出れば、1議席は取れる!』と発言しているようですから、反感を買うのも無理はありません。山尾議員は確かに有名ではありますが、投票に結び付く信用があるかとなると、どうなんでしょうかね」

ゲミュートローゼ

 それにしても、山尾議員が倉持氏の元妻の自死を知りながらも、倉持氏との関係を続けているのだとすれば、次期衆院選では議員としての資質にも有権者の目が向けられることは避けられない。『「不倫」という病』の著者で精神科医の片田珠美はいう。

山尾志桜里議員、不倫相手の元妻が自殺報道…「希薄な罪悪感」と「永田町での悪評」の画像2
『「不倫」という病』
(片田珠美/大和書房)

「倉持氏の元妻は、3年前に『文春』に寄せた手記で、

<私は山尾さんのせいで、全てを失いました。家庭、愛する夫、かけがえのない息子、全部失ったのです>

と綴っています。また、うつ病と診断され、抗うつ剤を処方されていたということですから、元夫の不倫による離婚と親権喪失という喪失体験が引き金になってうつ病を患い、その症状の1つである希死念慮が強くなって自殺した可能性が高いと思います。

 当然、その原因の一端は山尾議員にもあると考えられるにもかかわらず、山尾議員が倉持氏との関係を継続できるのは、いかなるメンタリティーによるのでしょうか。2つの要因、強い特権意識と希薄な罪悪感が挙げられます。

 まず、山尾議員は、『自分は特別な人間だから普通の人には許されないことでも許される』という特権意識がかなり強そうです。東大法学部出身で、司法試験に合格して検事になり、その後衆院議員に転身した輝かしい経歴のうえ、ミュージカル『アニー』で主役を務めたほどの美貌の持ち主です。まさに才色兼備の典型なので、特権意識が強いのは当然かもしれません。

 この特権意識に、過去の成功体験が拍車をかけているようにも見えます。17年9月に倉持氏との不倫疑惑が報じられましたが、約1カ月後の総選挙では無所属で出馬し、見事に当選しました。こうした成功体験が特権意識をさらに強めることはまれではありません。

BusinessJournal編集部

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