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100円ショップ、なぜ絶好調?売上が過去最高を更新へ…300円均一「ミカヅキモモコ」は破綻

構成=長井雄一朗/ライター

――2月には、300円ショップの「ミカヅキモモコ」が経営破綻しました。

飯島 同業他店との競争激化に加え、インバウンドの失速で来客数が落ち込んだことが主な要因です。同社は他社に比べてインバウンドの獲得に注力していたこともあり、コロナ禍で訪日客急減の影響が直撃する形となりました。出店競争が加速する中、同業や自社ブランド間での顧客獲得競争も激化しており、価格帯や立地、顧客層によっても明暗が分かれます。

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ミカヅキモモコの店舗

――今後の100円ショップ業界の見通しについて教えてください。

飯島 可処分所得の減少などで節約志向が続く中、消費者の支持を受ける100円ショップ業界は今後も成長していくでしょう。各社に共通するのは、価格にこだわらない消費者目線の商品を送り出すことで魅力や訴求力を高めていくという戦略です。客単価の向上がポイントとなりますが、100円を堅持しながらクオリティの高い商品を提供していくのか、それとも300~500円の高単価商品にシフトしていくのか。どちらの路線が消費者に受け入れられるか、今後の推移を注意深く見守る必要がありそうです。

(構成=長井雄一朗/ライター)

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