『週刊さんまとマツコ』『オオカミ少年』ら新番組が視聴率爆死…ドラマ頼みのTBSの危機の画像1
TBS放送センター(「Wikipedia」より)

 TBSが不振にあえいでいる。

「4月26日の月曜日、TBSの視聴率は全日帯(6~24時)こそNHKを含めた6局中5位でしたが、ゴールデン(19~22時)、プライム(19~23時)ともに最下位。フジテレビにも、さらにはテレビ東京にも負け込んでしまいました」(テレビ局関係者)

 一時期はTBSが好調という話も聞いたが、いったいどうしてしまったのか。

『さんまとマツコ』まで…新番組が次々“爆死”

 その最大の原因は、この春の大リニューアルだ。TBSはこれまで、ファミリーコア(男女13~59歳)に照準を合わせて番組をつくってきたが、この春から、さらに10歳若い男女4~49歳に照準を合わせ始めた。TBSは、これを「新ファミリーコア」と呼び、この層にウケる番組をつくっているというのだが……。

「『爆報!THEフライデー』の後を受けて新たに始まったのが、ダウンタウン・浜田雅功の司会による『オオカミ少年』です。これも、新ファミリーコア狙いの番組でしょう。しかし、初回の4月16日こそ視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)は世帯6.0%、個人3.5%でしたが、翌週23日は世帯3.7%、個人2.2%と、2回目にして早くも激減してしまいました。さらに、バナナマンとサンドウィッチマンという安定感抜群の中堅芸人による『バナナサンド』も、ゴールデンに昇格した初回の4月6日は個人4.3%でしたが、同月20日には3.9%と数字を落としています」(同)

 では、明石家さんま、マツコ・デラックスという人気者がタッグを組んだ新番組『週刊さんまとマツコ』はどうなのだろうか?

「裏番組は天下の『サザエさん』(フジテレビ系)なので仕方ないとはいえ、世帯4.4%、個人2.3%という視聴率は、前評判からすると寂しいものがあります」(同)

お笑い第7世代は数字が取れない?

 さらに、霜降り明星と西川貴教が司会を務める“音ゲー”バラエティ『オトラクション』も撃沈しているという。

「初回の4月13日の視聴率は世帯3.7%、個人2.4%。2回目の同月27日も、世帯3.7%、個人2.3%でした。これなら、前に放送されていた加藤浩次の『この差って何ですか?』を続けていたほうがマシです。もちろん、『この差』とはターゲットが違うので一概には言えませんが……」(同)

『オトラクション』は、まさにファミリー層が楽しめそうなゲームバラエティだが、なぜ不発なのだろうか。

「とにかく番組スタッフがネット上のトレンドワード入りを狙うあまり、出演しているタレントのファンにしか目がいっていません。どうすればファンが喜ぶか、ということしか頭にないのです。ターゲットを絞るという意味では成功しているのかもしれませんが、数字が追いつかないとどうしようもないでしょう」(同)

 ちなみに、霜降り明星は他の“お笑い第7世代”であるミキ、EXITとともに深夜の冠番組『霜降りミキXIT』を、昨年6月から担当している。4月26日には2度目のゴールデンSPが放送されたが、結果は芳しくないという。

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