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文科省、小中学校に運動会開催を要請…五輪に生徒招待案も、開催への“実績づくり”か

文=編集部

「“運動会”を“五輪”に置き換えるだけで、菅義偉首相や政府幹部がこのところ繰り返している発言とほぼ同じ“構文”になります。旗は振るけれど、最終的に現場の努力に期待するという部分も共通していると思います。

 各地で緊急事態宣言が発出される中、通常通り運営されている小中学校は、政府にとって、五輪などの施策に利用しやすい対象だと思います。『緊急事態宣言下でも学校の運動会を実施できた』という各学校の努力の積み重ねが、『五輪に小中学生を招待しても大丈夫』などと拡大解釈をされなければいいのですが。

 最近、組織委は各報道機関に意図的なリークを繰り返しているようです。そもそも小中学生招待プランは、肝だったアスリートやボランティアとの触れあいが事実上不可能になった時点で、当初の意義を失っています。無観客にするのなら『五輪の熱気』を感じることもないでしょう。不要なリスクを子どもと教員に課すだけのように見えます」

 文科省関係者は次のように声をひそめる。

「ここのところ首相官邸と橋本聖子組織委会長から『オリ・パラ教育』の一層の推進を促すよう、担当部局への根回しが日に日に強くなっています」

 政府や組織委の五輪開催に向け、なりふり構わない水面下での動きが活発化しているようだ。いずれにせよ学校教育と「オリ・パラ教育」は明確に分けて考える必要があるだろう。

(文=編集部)

 

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