『古畑任三郎』神回SMAP全員出演回、再放送求める声続出…フジが放送できない裏事情の画像1
サイト「FOD」より

 名優の田村正和さんが4月3日に死去していたことが伝えられ、テレビ各局が追悼番組を放送している。

 19日に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)は、田村さんが49歳(1993年)、67歳(2011年)、69歳(13年)のときに同番組に出演した回のダイジェスト版を放送。23日には、09年に放送された主演ドラマ『松本清張 疑惑』(同)が放送された。なかでも大きな反響を呼んでいるのが、21日に再放送された『古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス~』(フジテレビ系/06年)だ。

『古畑任三郎』は1994年に第1回が放送され、以降、連続テレビドラマやスペシャル版などが足かけ13年にわたり制作された人気シリーズで、田村さんの代表作の一つとして数えられている。今回放送された『ラスト・ダンス』はシリーズ最終話だが、テレビ局関係者は語る。

「犯人役は松嶋菜々子で、松嶋は双子の姉妹2人で同一のペンネームを持つ人気脚本家を演じるという“一人二役”に挑戦。妹が姉を殺害したと見せかけて、実は姉が妹を殺害していたという複雑なトリックを、田村さん演じる古畑が解いていきますが、今回改めて視聴して“こんなに面白かったのか”と素直に驚いています。松嶋も当時は30代前半で、その美しさにほれぼれしますが、古畑にアリバイを完全に崩され、古畑の肩で静かに泣きながら“ラスト・ダンス”を踊るラストシーンは本当に素晴らしいです」

 今回の再放送は平均世帯視聴率が13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率をマークしたことも話題を呼んでいる。

「視聴率争い激戦区である金曜夜のゴールデン帯ど真ん中にもかかわらず、再放送でこの数字というのは驚異的。今のフジテレビで、新作ドラマでもこれだけの数字を取るのは並大抵ではない。フジも本音では、毎週のように『古畑任三郎』の再放送を流したいんじゃないですかね」(同)

SMAP全員、本人役?

『古畑任三郎』といえば、殺人犯として毎回ゲスト出演する豪華キャスト陣も見どころの一つだが、なかでも多くの『古畑』ファンの記憶に残っているのが、元SMAPの5人全員が登場した1999年放送のスペシャル版だろう。視聴率的にも32.3%という驚異的な数字をたたき出していたが、別のテレビ局関係者はいう。

「当時、人気絶頂だったSMAPの中居正広、木村拓哉、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の全メンバーが、なんと“本人役”で出演。5人で手を組んで仕事関係者を殺害するという設定ですが、現実での各人のキャラクターがそのまま役柄に反映され、まるで実際の彼らの人間関係を描いているかのような演出。その突拍子もない試みが傑作を生みだし、いまだに『古畑』一番の“神回”と名高い。

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