『ジャンクSPORTS』迷走で打ち切り危機?フジテレビは『華大さんと千鳥くん』も視聴率爆死の画像1
ジャンクSPORTS – フジテレビ」より

 昨年から始まったコロナ禍は2021年も収まらない。在宅率の上昇により、昨年はHUT(総世帯視聴率)、PUT(総個人視聴率)ともに前年を上回った。特にゴールデンタイムのHUTは61.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という高水準を記録し、2年ぶりに60%台に回復した。

 その中でもよく見られたのが、報道番組だ。一方で、やや停滞気味なのがバラエティ番組だという。

「番組予算の見直し、さらに既存の番組に代わるコンテンツが不足していることもあり、各局がドラスティックに打ち切りすることを敬遠し始めました。なんとか今のままで数字が上向くよう、番組のブラッシュアップを求めるようになっているのです。かつては『3カ月で打ち切り』『半年で終了』というニュースをよく聞いたものですが、それも昔の話になりつつあります。裏を返せば、テレビ界自体の体力が徐々になくなってきている証拠でもあるのでしょう」(テレビ業界関係者)

 そんな中でも、打ち切りの危機に瀕する番組がいくつかあるという。これまで放送されてきたプログラム、さらにこの4月から装いも新たに始まった番組を含めて、総点検していこう。

コストコ&ゲームばかりの『ジャンクSPORTS』

「たとえば、日曜夜7時からフジテレビ系で放送されているスポーツバラエティ『ジャンクSPORTS』。同番組は2010年に一度終了し、2018年に復活を果たしました。この背景には当然、東京オリンピック・パラリンピックの開催がからんでいます。具体的には、『五輪の感動をつなぐ番組』ということで復活したのです。当時、チーフプロデューサーも『この番組のおかげでオリンピックが楽しめた、応援したい選手が増えた、と言ってほしい』と周囲に語っていたようです」(同)

 開催まで2カ月となった今、普通に考えれば五輪の有望選手の紹介や密着も考えられるが、現時点ではそのような企画が見られないばかりか、バラエティのノリが加速している。

「先日は、ゴルフ・横峯さくら、​飛び込み・馬淵優佳、バドミントン・潮田玲子が、MC・浜田雅功のおごりでコストコで爆買いしていました。最近は、このコストコ企画のほかに、プレッシャーゲーム『イレロ』も定期的にオンエアしています。たとえば、ドライヤーでピンポン玉を浮かせながら、空中に浮いたリングをくぐらせ、最後はゴールの筒に落とすといったゲームです」(同)

『ジャンク』といえば、各スポーツ選手がひな壇でトークするというスタイルが売りだったが……。

「そんなかつてのレギュラー企画が放送されるのは、極めてまれになってきています。代わりに、西川貴教やGACKTのトレーニングに密着するなど、変則的な企画が多くなっているのです。5月30日には、さらなる新企画『アドベンチャー鬼ごっこ』も放送されます」(同)

 ちなみに、5月23日放送の『ジャンク』の世帯視聴率は5.1%、個人視聴率は3.2%だったという。人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の裏とはいえ、この迷走ぶりは止まりそうにない。

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