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「キリン一番搾り糖質ゼロ」過去10年で最速の売れ行き…最大懸念は不評も多い“味”?

文=編集部

 キリンビールは20年のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の市場占有率がアサヒビールを抜き、トップに返り咲いた。第3のビール「本麒麟」が起爆剤となり11年ぶりに首位奪還したものの、スーパードライの売れ行きが鈍化したアサヒビールの敵失の部分が色濃くあり、キリンビールも浮かれてはいられない。

 新型コロナウイルス感染症拡大で外食需要が蒸発するなか、業務用比率がライバルよりも高いアサヒビールは今年も苦戦が予想される。スーパードライ神話はもはや崩れた。世の中が外食に出掛けようというムードにはならないため、家庭用に強いとされるキリンビールが俄然有利なのは間違いない。

 キリンビールが中長期的にアサヒビールを凌駕し続けるには、チューハイなど今後も伸びる市場の確保も大切だが、基幹ブランドの一番搾りを磨き続けることも重要。消費者の声に真摯に耳を傾け、特に糖質ゼロビールの刷新を図らなければ、新商品を投入したはいいが、気が付いたら市場から消えているという過去に何度も犯した悪循環に陥り、トップランナーの地位を再び失いかねない。

(文=編集部)

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