■わが子がスポーツチームでレギュラーになれないと怒る親


 人間には目先の損得しか見えない人と、長期的な視点を持てる人がいます。


 目先の損得ばかり見てしまう親は、わが子がクラス演劇で脇役になったり、スポーツチームでレギュラーになれなかったりすると、感情的になりがちです。なかには学校に文句を言いに行ってしまう親も。


 そこからは「演劇には、それぞれの役割分担がある」「レギュラー選手になるための努力の仕方を考える」など、組織におけるメンバーのあり方や成長に対する総合的、長期的な視点が抜け落ちています。


 そんな親の姿を見た子どもは「思い通りにならない時は、文句を言えばいい」と考えるかもしれません。それもまた、子どもから主体性を奪う結果になりやすいのです。


 ここでは、子どもが「指示待ち」になりやすい親の習慣や考え方をいくつか紹介しましたが、もしこれらに心当たりがあったとしても、それは親自身のせいではありません。


「あなたがついやってしまう無意識の言葉の使い方、思考、行動、愛情のかけ方は、親の世代から引き継いだものです。 無意識の習慣としてやってしまうことを、あなたの内側を整えることで、少しずつ変えていきましょう。 そしてあなたの代から、次の世代(自分の子ども)に、新しい習慣のバトンを手渡してください」(P18~P19)


 本書では、主体的に動く子どもを育てるために、親自身が何をすればいいか、どんなものの見方、愛情のかけ方をすればいいのかについて、脳科学やNLP(神経言語プログラミング)などの視点から解説されています。


 子どもは親の背中を見て育つもの。子育ては、まず親自身の習慣を見直すことからスタートしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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