このように保管する場所がないと言われる方には、「家の中にあるスキマを探してください」とよくお伝えしているんです。では、そのスキマとは?
ズバリ、15cmくらいのスキマです。私は、14年間、整理収納サービスをしていて、モノの置き場に困る時は、スキマを探してモノの定位置を考えることが多かったんです。探すと意外に15cmくらいのスキマが見つかったり、または15㎝くらいのスキマならつくれる可能性があるからです。
なんとなく置くのではなく、まずスキマを探し、置く場所を決めてみてください。俗にいうスキマ収納ということです。段ボール以外にもスキマにはさまざまなモノが置けるので、上手に活用すればお部屋の中をスッキリさせることができるスペシャルゾーンですよ。
スキマを見つけたら、次に考えるのが収納グッズです。スキマ収納は100円ショップで突っ張り棒などを使うこともありますが、段ボールに関しては、量が多くなると突っ張り棒では支えられない場合があるので気を付けてください。
段ボールの収納には、段ボールストッカーと呼ばれる段ボール専用の収納グッズを使うことが多いです。しかし、今まではスキマに入る段ボールストッカーでオススメの商品が正直ありませんでした。ほとんどの段ボールストッカーは幅が20cm以上あり、スキマに入る商品がなかったのです。
そこで約7年間、KEYUCAさんで商品開発のお手伝いをしていた経緯もあり「スキマ15cmに入る段ボールストッカーをつくってほしい」とお願いし、つくっていただきました!
これは優秀! KEYUCAの段ボールストッカー
これは、私の中で大ヒット商品になると思っています。多くの方が悩まれていた段ボールをスッキリと収納できる商品。皆さんにも、ぜひご紹介したいと思います。

我が家は2世帯住宅なので、1階に玄関のみがあり、残りの部屋やリビングは2階にあるという珍しい間取り。このような間取りだと、動線的に2階で出たゴミを下の玄関に持っていくのが大変な環境。そのため、ゴミの一時置きスペースも2階に用意しています。段ボールも同じです。毎回1階の玄関先に持っていくのが面倒なので、動線を短くするために2階の居住スペースでスキマ15cmを探しました。そして、冷蔵庫横のスキマを発見!

スキマを見つけたら次に考えていただきたいのが、その場所が段ボールの置き場として本当に妥当かどうかです。我が家では、家族全員が段ボールをリビングに集めてきます。最後にまとめて捨てるのが私の担当。私は、いつもリビングのダイニングテーブル、もしくはキッチンにいることが多く、冷蔵庫横に管理しておくことは私には都合がいい。捨て忘れ防止にもつながるので、迷わず冷蔵庫横に定位置を決めました。