NEW

発言炎上の竹中平蔵氏はパソナ会長=五輪の利害関係者…1社独占契約、9割中抜き報道も

文=編集部
【この記事のキーワード】, ,

五輪運営業務でパソナは9割中抜き

 五輪の大会運営業務を委託されているパソナといえば、5月26日の衆議院文部科学委員会で大幅な中抜きが指摘されて物議を醸したばかりだ。

 同委員会での立憲民主党・斉木武志衆院議員による質疑で明らかになった「パソナと東急エージェンシーが締結した業務委託契約書」によると、パソナは運営スタッフ1人あたりに支払われる日当が最高で35万円、管理費・経費を入れて42万円で受託していたのだという。各社報道によると実際の日当との乖離は激しく、中抜き率は9割に及ぶようだ。しかもパソナ一社の独占契約なのだという。

 ちなみに2021年5月期のパソナは売上高3300億円、営業利益175億円、純利益62億円。本業の儲けを表す営業利益は過去最高を記録している。自民党衆議院議員秘書は苦虫をかみつぶしたように話す。

「安倍晋三前首相の時代から少しずつ首相官邸への影響力を強めていった竹中さんですが、菅義偉首相の代になって、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員に就任し、全盛期と同レベルの発言力になっていると思いますよ。

 あくまで結果論ですが、五輪関連では電通さんですら大打撃を受ける中、パソナさんだけがオリンピックバブルで独り勝ちです。『そこまで言って委員会NP』での発言も、利害関係者としてそのように発言されたのかもしれませんが、正直、首相官邸や我々に対する援護になっていない。五輪の一連の政策の肝は、日本経済全体にプラスの影響を及ぼすことです。『諸外国にやると宣言したから開催する』のでは決してありません。開催したほうが日本の国益になるからやるのです。

 また竹中さんはずっと前から、小泉純一郎元首相時代の“薫陶”を小泉進次郎環境相に授け続けていると党内では噂になっていますよ。もはやキングメーカーですね。それが吉と出るか凶と出るかはまた別の話ですが」

「官僚制は終始雇用だから問題」「官僚は選挙されていない」

 前出の議員秘書の話す小泉環境相に対するキングメーカーとしての“薫陶”の一端は、竹中氏の公式YouTubeチャンネル「平ちゃんねる」6月5日に公開された動画『竹中平蔵【国民が知らない】危険!官僚政治の実態』(以下)で伺い知ることができる。

 動画で竹中氏は、初めて衆議院選挙に出る小泉進次郎氏に「官僚主導の何が問題ですか?』と問われ、以下のように答えたのだと訥々と語った。

RANKING

11:30更新
  • ジャーナリズム
  • ビジネス
  • 総合