松本人志の「コア視聴率重視」発言で浜田雅功の番組が終わる日…テレビ業界の危惧と本音

「確かに、世帯視聴率だけを報じる記事は心なしか減ったように感じますし、主要ポータルサイトのトップに表示される機会も少なくなったように思います。ただ、業界への影響力が強い松本とはいえ、単にいちタレントの発言で瞬時に“右向け右”と日和ってしまうのもどうかと思いますが……。

 また、この論法でいくと、『NHK紅白歌合戦』の視聴率が何%だったとか、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大みそか特番『笑ってはいけないシリーズ』の視聴率が『紅白』に何ポイントまで迫ったとか、『箱根駅伝』(同)の瞬間最高視聴率が何%といった、これまで“世帯視聴率”が切り取られる形で伝えられていた“風物詩”的なニュースも、コア視聴率のみのピックアップに転換せざるを得ないでしょう。もしくは、極論を言えば、視聴率に関する記事が完全消滅することを意味します」(同)

松本の発言で浜田がピンチになる理由

 また、コア視聴率を重視することによって、相方・浜田雅功のレギュラー番組がシビアな目で見られることが明白だという。

「浜田はゴールデンで『プレバト!!』『オオカミ少年』(ともにTBS系)、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)、『芸能界常識チェック!~トリニクって何の肉!?~』(テレビ朝日系)の4本を担当していますが、いずれも同時間帯のコアでトップではありません。つまり、松本の論理でいけば、浜田の番組は打ち切りの危険度が増す、ということになります」(同)

 では、各番組の現状はいったいどうなっているのだろうか?

「『トリニクって何の肉!?』は幾度となくリニューアルを重ねて、人気特番『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)の亜流ともいえる現在の企画に落ち着いていますが、コアのトップは裏の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)。また、『オオカミ少年』は世帯・個人・コアともに民放最下位ですし、『ジャンク』は個人視聴率でテレ東とほぼ互角の争いをしています」(同)

 では、毎回のように「同時間帯トップ!」と報じられる『プレバト!!』はどうなのだろうか?

「10日放送の『プレバト!!』は世帯11.9%、個人6.6%と表面上は人気番組のように見えますが、コアはまったく獲得していません。T層=1.0%、M1=0.7%、M2=1.6%、F1=2.2%、F2=2.9%となっています。対して、この日の『THE突破ファイル』は2時間ということもありましたが、世帯こそ9.2%ですが、個人5.7%で、T層の4.3%をはじめ、F1=5.9%、F2=8.4%とコアを独占。ちなみに、男女4~12歳の層は『Kids』というのですが、これは10.0%と、ゴールデンはもちろん、日曜のテレ朝のヒーローものでもあまり見たことがない高視聴率を記録しています」(同)

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