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『あさイチ』視聴率低迷の深刻な理由…朝ドラ後に視聴者が大量離脱、博多大吉のMCも影響か

文=編集部
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NHK放送センター(「Wikipedia」より)

 放送12年目を迎える『あさイチ』(NHK)が低迷している。7月19日の個人視聴率は4.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、世帯でも7.2%。好敵手だった『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は同日、個人5.6%、世帯10.5%と、差をつけられている。

 かつては視聴率19.3%(世帯)を記録したこともある『あさイチ』が、今なぜ低迷しているのだろうか。わかりやすいところから探っていこう。

朝ドラ後に離脱する視聴者が続出?

 この19.3%という視聴率は、2014年3月14日に記録されたものだ。この日、前の時間に放送されていた連続テレビ小説『ごちそうさん』が世帯で24.2%を記録。これは、最終回まであと15回ほどという盛り上がりの中で飛び出したものだ。

 さらに同じ日、その後始まる『あさイチ』に、『ごちそうさん』のヒロイン・杏が登場。8時15分から55分までの短縮放送だったが、その40分丸々『ごちそうさん』と杏の特集を組んだことが好影響をもたらしたと考えられる。そして、この19.3%が『あさイチ』の最高視聴率とされている。

 このように、朝ドラを受けてのトークをすることで、うまく朝ドラファンを引き込んできた『あさイチ』だが、残念ながら、最近は朝ドラからの離脱が多くなっているというのだ。

「現在放送されているのは、清原果耶主演の『おかえりモネ』。たとえば7月19日の数字は個人9.0%、世帯16.3%。コア層でも4.2%取っています。それが、『あさイチ』になると、そこから結果的に個人で5.0ポイント、世帯でも9.1ポイントが離脱してしまっている(個人4.0%、世帯7.2%)。また、コア層も2.0ポイントが、他局に移るか視聴をやめてしまっています」(テレビ局関係者)

『純と愛』時代より深刻な視聴率の落差

 長い歴史を持つ朝ドラだが、大河ドラマと同じく現代劇は“鬼門”と言われてしまうことが多く、『おかえりモネ』も決して視聴率好調とは言えない状況が続いている。同作では朝ドラで初めて令和以降の年代が描かれるとあって、民放ドラマとの比較においてどこまで独自性があるのか疑問だが、過去にも低視聴率を記録した朝ドラはあった。

「2012年(平成24年)度下半期に放送された、夏菜がヒロインを務めた『純と愛』も平均視聴率17.1%で当時としてはかなり悪く、内容的にも低評価が相次いだことが話題となりました。

 そこで『純と愛』から『あさイチ』に切り替わった後の視聴率を見てみると、たとえば2013年1月29日は『純と愛』が世帯15.8%であるのに対し、続く『あさイチ』は世帯9.9%と、5.7ポイントの落差があります。

 さらに、最終回を目前に控えた同年3月11日の『純と愛』は世帯17.2%ですが、『あさイチ』は世帯10.4%と、6.8ポイントの落ち込みでした。ちなみに、この日の『あさイチ』は、発生から丸2年が経った東日本大震災の特集が組まれていました」(同)

 では、今回の『おかえりモネ』と『あさイチ』はどのような状況なのだろうか。

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