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住宅ジャーナリスト・山下和之の目

家を買うなら10月までに契約?死ぬほどお得な「グリーン住宅ポイント」で高級家電などをゲット

文=山下和之/住宅ジャーナリスト
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追加工事で太陽光発電設備を設置する人が多い

 一方、追加工事に関しては、図表4にあるように、「家事負担軽減に資する工事」が34.74%のトップで、それを「停電・防水対策」が30.16%で追いかけています。3位には、「空気環境向上工事」が入りましたが、17.39%と上位にやや水を開けられています。

 トップの「家事負担軽減に資する工事」の具体的な内容をみると、「キッチン周りの設備の設置」「家事負担を軽減する収納の設置」が双璧ですが、「浴室周りの設備の設置」「トイレ周りの設備の設置」などもあって、比較的分散しています。

 2位の「停電・防水対策」では「太陽発電の設置」が圧倒的に多く、ついで「家庭用燃料電池の設置」「蓄電池の設置」などが続いています。2050年カーボンニュートラルに向けて、家庭の省エネが重要な課題ですから、太陽光発電の設置は理に適った動きといっていいでしょう。

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別途工事を依頼するより安くつく可能性が高い

 そんななかで、コロナ禍で需要が多いのではと予想された「ワークスペース設置」は1割に満たない結果でした。ワクチンの浸透や治療薬の開発などでいずれ新型コロナウイルス感染症が抑制できれば、ワークスペースへのニーズは減少するかもしれません。一時期なものに終わってしまう工事にお金をかけるのはどうかという人が多いのではないでしょうか。

 ただ、いずれにしても、この追加工事のメリットは、新築や購入、リフォームなどの契約を締結した業者に追加工事を依頼する形ですから、別途専門業者に工事を依頼にするのに比べると比較的低予算で対応してもらえる可能性が高いといわれています。

 業者にしても営業の手間ヒマをかけずに大量受注できるので、コストダウンが可能ですし、利用者も手間ヒマを削減できて、より満足度の高い追加工事を実現できるかもしれません。

 それに対して、先の商品交換のポイントは、提供するメーカーの希望小売り価格に近い水準であり、量販店などに足を運べば、もっと安く手に入れることができるともいわれています。その意味では、もう少し追加工事を見直してもいいのかもしれません。

(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)

●山下和之/住宅ジャーナリスト

1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』『家を買う。その前に知っておきたいこと』(以上日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(執筆監修・学研プラス)などがある。

日刊ゲンダイ編集で、山下が執筆した講談社ムック『はじめてのマンション購入 成功させる完全ガイド』が5月11日に発売された。

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