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宮迫博之の功罪…天然素材での活躍、ひな壇システムの一般化、吉本興業契約システムの改変

文=藤原三星
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『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』の配信後の8月19日には、自身のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』で「昨日のアメトーーク!を終えて、お伝えしたいことがあります」というタイトルの動画を配信。芸人仲間の流した涙は、彼にしっかり届いたのだろうか? (画像は同YouTubeチャンネルより)

期せずして宮迫は、“ガメつい”吉本興業に大きな変化をもたらした

 また、この闇営業騒動が、お笑い帝国・吉本興業の内部システムに大きな変化をもたらしたことも忘れてはならないだろう。吉本興業に近いある雑誌編集者はこう語る。

「この闇営業騒動をきっかけに、今までは契約書も交わさずになんでも口約束が多かった吉本興業がきちんと所属芸人と向き合い、契約システムを明確にし、タレントに配慮したプロダクションとして生まれ変わろうともがき始めたのは特筆すべきこと。実際あの騒動以降、吉本と契約書を交わした芸人たちはみな、非常に居心地がよくなったとささやき合っていますからね。今や、お笑い系のプロダクションのなかでも、芸人にとっての最優良企業として認識されているのでは。

 一方で、極楽とんぼの加藤浩次さんやキングコングの西野さん(西野亮廣)、オリエンタルラジオのふたりなど、さまざまな事情で吉本を離れる芸人も続出しました。と同時に、あの“ガメつい”で有名な吉本が『エージェント契約』という新たな契約形態を認めるにいたったのも、もとを正せば宮迫さんのあの騒動がきっかけです。

 つまり宮迫さんは、期せずしてそのような“新しい時代”を吉本にもたらしたともいえる。まあご本人としては不本意でしかないでしょうが、『吉本を変えた』という意味では、これも彼の功績のひとつとして、後世に語り継がれていくのかもしれません」

 身勝手な判断を繰り返し、相方から三下り半を突き付けられた形の宮迫博之。彼がお笑い界に残した功績が正しく評価されるには、まだまだ時間がかかるのかもしれない。

(文=藤原三星)

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●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara

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