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夢を掴め、強く生きろ! 解決・沖田塾

遊びたい、眠たい、面倒臭い…欲望や邪念にどうすれば勝つことができるのか?

文=沖田臥竜/作家

遊びたい、眠たい、面倒臭い…欲望や邪念にどうすれば勝つことができるのか?の画像1

 ここでは、読者から寄せられた質問に答えていきたい。

   今回寄せられた質問はこれだ。

 「遊びたい、眠たい、面倒臭い…そうした欲望や邪念に打ち勝つ方法を教えてほしい」

 何事においても、勝つとか負けるとかの発想になるのが愚かなのである。

 誰しも人間なので、感情というものはもちろんある。どれだけ淡白な人間であったとしても、欲望だって大なり小なりあるはずだ。遊びたいとか、眠たい、面倒臭いという感情も、立派な欲望として存在している。

 私がとにかく毎日、休みなく働くことを自らで選択したので、一般的な人々よりも「遊びたい」という感情が薄いと思う。食欲にしてもそうだ。仕事に没頭していれば、腹が減ってきたらといって休憩しようとは、まずならない。

 ただ、徹夜が続くと、強烈な睡魔に襲われることがままある。もうそうなると、理性や気持ちでどうにかできるような問題ではない。書きながら寝落ちしてたりしてしまうのだ。その時に目を覚まして「くっそ! 睡魔に負けてしまった」なんて思うか。欲望や邪念に負けたと思うか。

 それと同じように、自然と湧いてくる自己の感情に対しては、勝とうとか、抑えようとか思うのではなく、うまくコントロールしていくと考えるべきだ。うまく感情をコントロールさせることによって、モチベーションを上げていくのである。遊びたいと思ったら、遊んだっていいじゃないか。遊んだあとには思いっきり働くと心に決めてから、まずは自分の欲望と向き合うべきだ。

 面倒臭いという感情は、常に内面にドンと踏ん反りかえっており、「もうええやんけ、休め、休め」と自分に囁いてくるものだ。これは何も仕事に限ってのことだけでない。家事にしても、子育てにしても、勉強にしても、何だって面倒に思うときがあるだろう。

 そもそも、生きるということ自体がまあまあ面倒で厄介なものなのである。もっといえば、それが人間の営みなのだ。

 ただ、その面倒の先には……。

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沖田臥竜/作家

沖田臥竜/作家

作家。2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、小説やノンフィクションなど多数の作品を発表。小説『ムショぼけ』(小学館)や小説『インフォーマ』(サイゾー文芸部)はドラマ化もされ話題に。最新刊は『インフォーマ2 ヒット・アンド・アウェイ』(同)。調査やコンサルティングを行う企業の経営者の顔を持つ。

Twitter:@pinlkiai

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