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『おかえりモネ』謎の中学生・あかりを演じる伊東蒼が“天才子役”と呼ばれたワケ

文=安倍川モチ子/フリーライター
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NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』」より

 気仙沼へ戻り、地域密着型の気象予報士として動き出した永浦百音(清原果耶)。新しいメンバーも登場し、晴れやかな最終章のスタートとなった9月27日(月)~10月1日(金)のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』を振り返ろう。

気仙沼でコミュニティFMを始めた百音

 百音は地元に戻ることになり、神野マリアンナ莉子(今田美桜)は仙台のテレビ局の報道キャスターに就任。『あさキラッ』は内田衛(清水尋也)が続けることになった。

 汐見湯で過ごす最後の日、百音は野村明日美(恒松祐里)と、お互いに前を向いて自分の道を歩いて行こうと約束。まわりの人たちに、あたたかく送り出された。

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 地元へ戻った百音は、仕事の相談をしに、市役所に勤める早坂悠人(高田彪我)のもとへ。そこで上司の遠藤克敏(山寺宏一)を紹介され、「あなたの町の気象予報士プロジェクト」について説明した。遠藤の反応はいまいちだったが、そのときに流れていたラジオに目を付けた百音は、コミュニティFMで気象情報をやらせてほしいと頭を下げ、お天気コーナーを受け持つことになった。

 地域密着型の詳しいお天気コーナーは好スタートを切ったかと思いきや、「お天気コーナーだけ詳しい」とクレームが入り、楽しい話題も入れてほしいとリクエストされた。

 その日の夜、百音の家で、悠人と後藤三生(前田航基)を招いて飲み会を開いた。話題は百音へのクレームの話。妹の未知(蒔田彩珠)が仕事の終わった及川亮(永瀬廉)を迎えに行くと、百音は未知と亮の関係について聞いてみた。しかし、2人は口をそろえて「微妙!」というだけだった。

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 三生と悠人が寝落ちすると、亮が「仕事も恋愛もうまくいっているのに、なぜ帰ってきたのか」と切り出した。百音が「どちらもうまくいっているが、地元のために働きたかったから」と答えると、亮は「ごめん、きれいごとにしか聞こえない」と苦笑。百音は一瞬戸惑ったが、「きれいごとだと思われても仕方ない」と返した。

 それを見ていた母の亜哉子(鈴木京香)の気遣いで、飲み会はお開きになった。3人を見送った後で亜哉子になぐさめられると、百音は「ここでやっていくと決めたから」と決意を見せた。

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 翌朝、コミュニティFMに気仙沼中央漁協組合長の太田滋郎(菅原大吉)がやって来て、お天気コーナー後に「アワビの開口日が近い」と放送した。

 アワビの開口日とは、ひと月に数回、たった2時間だけ許されたアワビを捕ってもいい日のこと。祖父の龍己(藤竜也)から、天気に詳しい人が海の水の透明度が高い日を予測して決めるのだと聞くと、百音はすぐに「自分にアワビの開口日を予測させてほしい」と太田に打診。「しつこい」と電話を切られても、資料をつくり、しぶとく粘った。

 夜、恋人の菅波光太朗(坂口健太郎)との電話で弱音を吐くと、自分も同じような境遇にいると菅波。しかし、「自分のいなかった時間を埋めるのは大変だけど、案外おもしろいものだ」と励まされた。

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