
大会史上最高水準といわれるほどハイレベルな戦いが繰り広げられた、“コント日本一を決める”テレビ番組『キングオブコント2021』(TBS系/2日放送)。
ファーストステージでは序盤から出演者たちが爆笑をかっさらい高得点が続く展開となり、6組目の「そいつどいつ」のコント終了直後には、審査委員長の松本人志(ダウンタウン)が「もうあんまりウケるなと。みんなウケるから、あんまウケんでええわ、みたいな。もう許してくれ!」とコメントするほど。しかし、7組目の「ニューヨーク」のコントでは、やや観客の笑いの量が少なく、それまでの出演者のなかでは最低点に沈みファイナルステージには進出できないことが早々に決定した。
この事態を受けニューヨークの屋敷裕政は審査員席の松本を指さし、「松本さんが“みんな笑うな”って言ったからや!」「あれは不正行為です! あれは絶対にダメです! キングオブコント(KOC)における。一回トップバッターからやり直しを申請します! あの人の影響です!」と“猛抗議”。すると松本は「漫才でも成立していたネタなのではないか」と冷静に分析し、秋山竜次(ロバート)も「思っていたよりベタな感じだった」とコメントしたが、感情が収まらない屋敷は再び松本に向かって、「『M-1(グランプリ)』(テレビ朝日系)でこのネタやるんで、高得点付けてくださいよ!」と強い口調で要求したが、松本は「態度悪いぞ!」と返していた。
結局、ニューヨークは全10組のなかで最下位となったのだが、この“いちゃもん”に対しTwitter上では以下のような反応が出るなどプチ炎上状態になっている。
<悔しさから出た態度や発言が芸であっても、あの場ではやり過ぎ。特に後で足した『このネタ漫才でやったら100点に〜…』の件は最悪。くどい>(原文ママ、以下同)
<自分の点数気に食わなくて、指差して八つ当たりする位なら大会系の出場は控えたら良い>
<ニューヨークの採点時の態度がめちゃくちゃ悪くて(ネタだとしても松本さんは普通に嫌がっている様に見えた)、もう賞レース出るなよ。って思った>
<ニューヨークの採点後の態度が悪いのはネタだとしても、面白味が無くて多くの人々を不快にさせている時点で、芸人としては失敗>
<みんなお笑いってそういうもんって分かってて、その上で面白さより不快が勝っちゃった人が多かったってことなんだから芸人として残念すぎ>
<あの態度はなぁ…笑えなかったし気分も良くなかった。誰も幸せにならない…>
<でも松本さんに対する発言や態度は、色々と好きでニューヨーク見てきたちょっとしたファンから見ても…シンプルに「あーーー、、んんん~~~~~」ってなった>
<ニューヨークの態度がしんど過ぎ…私がこのネタハマらんかっただけやと考えてたら、審査後の噛みつき芸でおもんないの納得>
一方、以下のようにニューヨークに対して理解を示す声もみられる。
<面白かったのは空気階段の1本目で、コメントが面白かったのはニューヨーク。M-1でやった流れをしただけなのに、態度が悪いって感想が意味わからなすぎる>