
あの“レジェンド不仲芸人”に歴史的和解が訪れた――。
1965年(昭和40年)にコンビを結成し、1980年には“スタ誕”こと『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)で10週勝ち抜きグランプリを獲得するなどして全国的な知名度を獲得。芸歴56年目を迎えた現在も「浅草 東洋館」などの劇場で舞台に立つ大ベテラン芸人「おぼん・こぼん」。
ここ数年は不仲であることが知られ、2019年3月に放送されたテレビ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のコーナー「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」で“解散ドッキリ”を仕掛けられた際には、“マジげんか”に発展。同年7月の放送回では“催眠術ドッキリ”による仲直りが図られたが、険悪な空気が流れただけで、あえなく失敗に終わっていた。
先週29日放送回では、コンビの歴史を振り返る『おぼん・こぼんヒストリー』というVTRを2人で視聴。さらに、これまで「おぼん・こぼん」へのドッキリで仕掛け人を務めてきたナイツが、2人が不仲になるきっかけとなった“事件”の内容を明かした。
ナイツによれば、15年に行われた漫才協会の理事長選で、例年とは異なり投票順位で「こぼん」が「おぼん」を上回ったことに、「おぼん」が「『こぼん』はお菓子やパンを買ってきて楽屋に置いてロビー活動をしただけなのに、なんで『こぼん』より下なんだ!」と激怒。さらに舞台上で殴り合いのケンカを起こし、以降、不仲が続いているという。
そして『水ダウ』の番組HP上では、6日放送回で「おぼん・こぼん THE FINAL」が放送されることが告知。「2年をかけた仲直りプロジェクトがついに決着」と銘打たれ、「こぼん」の娘の結婚式を舞台に関係修復が試みられることが明らかに。予告動画内では「2人はそろって現れるのか?」「そして関係修復となるのか?」というナレーションが流れ、ダウンタウンの松本人志と浜田雅功が感慨深げな表情を見せるシーンなどもみられたことから、放送前からTwitter上では以下のような盛り上がりをみせていた。
<結婚式で漫才してほし?な?涙あり笑いありでみんなでぐしゃぐしゃに泣いて大団円>(原文ママ、以下同)
<おぼんこぼん仲直り企画ファイナルが楽しみ過ぎて、今からTシャツ着てます>
<わー今日おぼん・こぼんヒストリー完結じゃん>
<今日はついに「おぼんこぼんfinal」だ…今まで縁もゆかりもなかったコンビの物語をめちゃくちゃ楽しみにしている自分がいる…>
<先週は水ダウ見ながら泣いた。今日結末、楽しみ>