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“笑ってはいけない”休止で『ガキの使い』消滅の危機?意外な低視聴率番組の裏事情

文=編集部
笑ってはいけない休止で『ガキの使い』消滅の危機?意外な低視聴率番組の裏事情の画像1
ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! – 日本テレビ」より

 テレビ業界には、誰もが知る有名番組ではあるものの、実は視聴率が思うように取れていない番組があるという。

 たとえば日曜23時台、葉加瀬太郎作曲のテーマ曲と、ベテランナレーター・窪田等の名調子で知られる『情熱大陸』(TBS系)。1998年の開始以来23年、日本のテレビドキュメンタリーの代表格として、多くの人々を活写してきた。同番組に出ることが一流の証やステイタスと考えている芸能人もいまだに多いようだが、数字的には振るわないという。

「10月10日のオンエアでは夜間救急で奮闘する獣医師を取り上げていましたが、視聴率は世帯4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人2.6%でした。参考までに、9月5日の放送では、元乃木坂46・西野七瀬の今を追跡していましたが、こちらも世帯4.8%、個人2.4%。また、9月12日は五輪史上初の兄妹同日金メダルを獲得した柔道の阿部一二三と阿部詩に密着していましたが、世帯5.5%、個人2.7%。毎週、安定していると言えば安定していますが、知名度が高いわりには思ったほど取れていないのが実情です」(テレビ局関係者)

 そもそも“人気番組”とは何なのか、その定義が悩ましいところだ。

迷走する『週刊さんまとマツコ』

 明石家さんまとマツコ・デラックスという当代の人気者2人を並べて今年4月からスタートしたものの、いまだに上昇気流に乗れないのが、日曜18時30分からの30分番組『週刊さんまとマツコ』(TBS系)だ。

「10月10日はオンエアがなかったため、その前週の3日の数字を見ると、世帯4.6%で個人は2.5%でした。この日の裏番組『相葉マナブ』(テレビ朝日系)は世帯11.1%、個人6.5%、『サザエさん』(フジテレビ系)は世帯8.8%、個人6.1%、『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)は世帯14.4%、個人8.1%ですから、いかに『さんまとマツコ』が低いかがわかります。

 ちなみに、この日のテレビ東京は『THEカラオケ バトル』でした。『さんまとマツコ』と同じ18時30分から19時までの視聴率は世帯3.3%、個人1.2%。もちろん『さんまとマツコ』のほうが勝ってはいますが、決してほめられた数字ではないでしょう」(同)

 そもそも、同番組は2人が番組をやりたいということで急遽、枠を空けた“忖度枠”。TBS側も人気者2人をかけ合わせたらおもしろくなると考えてしまったのかもしれないが、早計だったようだ。

「スタッフも、とにかく低迷を打開したいのか、毎週何かしら話題をスタジオに提供しているが、そのたびに彼らに『つまらない』とはねのけられてしまうなど、空回りぶりが痛々しい。また、予算緊縮のこのご時世で、構成作家が9人も番組に参加している。この点を見ても、制作側がさんまとマツコに何をさせたらいいのか、手をこまねいていることがよくわかります。そもそも、TBSという局が、いまだにとにかく作家を入れようとする傾向があるのですが……」(同)

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