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当サイトは20年6月2日付記事『ツケエミリンもマリリンもJULIDYも退所…UUUMやVAZ、ユーチューバーの流出が加速』で退所が相次ぐ背景を報じていたが、再掲載する。
※以下、文中の肩書・日時・数字などは掲載当時のまま
――以下、再掲載――
UUUMやVAZといった大手事務所から、ユーチューバーが続々と退所している。
6月1日、UUUMに所属する人気ユーチューバーの「エミリン」「ほしのこCH」「JULIDY」「マリリン」が揃って退所を報告した。
エミリンは1日、自身のYouTubeチャンネル「エミリンチャンネル」を更新し、同日付で「UUUMを退会しました」と語った。「1、2年前からフリーで活動したかった」と、ずっと退所を検討してきたことを明かし、チャンネル登録者数が100万人を超え、自身の力が付いてきたと思えるようになったことで、“次のステップ”に進むために独立を決心したという。
エミリンは円満退社であることを強調し、「卒業」と表現。マリリンも円満退社であるとしつつ、仲の良い友人たちと“チームマリリン”として活動すると宣言。JULIDYはUUUMを離れるのは寂しいものの、“自分たちの目標”に進むために退社を選んだと説明。ほしのこも、自分のやりたいことが滞っており、昨年末から独立を考えていたと明かし、今後はフリーで活動していくと語った。
次々にユーチューバーがUUUMを離れたことで、視聴者からは懸念の声が続出している。いずれのユーチューバーも、UUUMに感謝を示しつつ、所属していた間は素晴らしいサポートを受けたと、同社の体制を称賛。それがかえって不信感を招いているようで、「やっぱりちょっと理由が曖昧で、なんだか腑に落ちない。そして共通点は、ウームをべた褒めするところ」と指摘する声もある。
UUUMは、今年だけでも「実況者ねが本拠地」「木下ゆうか」「釣りいろは」「関根理紗」「ハイサイ探偵団」、昨年も「すしらーめんりく」「ブレイクスルー佐々木」など人気ユーチューバーが続々と退所している。
退所にあたっては、事務所との軋轢などが原因とするユーチューバーはいないが、ブレイクスルー佐々木は、UUUMが「自分に合っていない」と説明し、「友達とかひとりもできなかった」と明かした。さらに、自分が参加しないイベントなどに自分の収益が使われているかもしれないことに不満があり、事務所を通さなくても企業案件を獲得できることや、逆にUUUMを通すことで断らざるを得なくなる仕事もある、といったことが退所の理由だと語った。