
あの俳優への逆風が再び強まりそうだ――。
女優の唐田えりかとの不倫が発覚し、昨年7月に前妻で女優の杏と離婚した東出昌大。自身が起こしたスキャンダルのせいで出演契約中だったCMはすべて解除となり数億円ともいわれる賠償金が発生したものの、“不幸中の幸い”ともいうべきか、すでに撮影済みの映画や、主要キャストとして出演する『コンフィデンスマンJP』シリーズの新作制作などもあり、今月には出演映画『草の響き』が公開されるなど芸能活動は継続している。
そんな本来であれば私生活でも自重すべき身である東出に今月、新たなスキャンダルが浮上。「週刊文春」(文藝春秋)が、すでに東出には20代の新恋人がおり、コロナ禍の10月には撮影で滞在していた広島にその女性を呼び寄せるという大胆な行動を取っていたと報じたのだ。
「『文春』によれば、東出は恋人の家に毎日のように通っているということなので、“半同棲”状態といえる。通常、所属タレントの熱愛報道が出た際には事務所は『私生活は本人任せている』『友人関係だと聞いている』などと煙に巻いてタレントを守ろうとするものだが、今回、東出の事務所は『文春』の取材に対して『すべて事実』『まことに不見識な行動』と強い口調で東出を糾弾しており、かなり異例。
一部では事務所が東出に激怒しているという報道もあるが、規模がそれほど大きな事務所ではなく、東出以外で名の知られたタレントとしては安藤サクラと門脇麦、そして樋口可南子くらい。離婚後もなんだかんだで仕事は入っている東出がいなくなると困るという面もあり、“怒ってはいるものの手放せない”というのが実情では」(芸能事務所関係者)
東出が相変わらずのトラブルメーカーぶりを見せる一方、一時は“所在不明”とまで報じられていた唐田も、短編映画出演で女優業に復帰することが先月に発表。一方、杏は現在放送中の連続テレビドラマ『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)に主要キャストとして出演するなど順調な活動ぶりをみせている。
女優として多忙な毎日を送る杏だが、私生活では5歳の双子と4歳の子の3人を抱える母親の顔も。東出はそんな杏を間接的にせよサポートする姿勢を見せるどころか、今年5月には「女性セブン」(小学館)によって、東出が杏へ提示している養育費の金額が子ども一人につき月1万円だと報じられていた。さらに「セブン」によれば、離婚後の東出は知人たちと飲み歩いたり、友人が持つ山奥の別荘に籠って狩猟などの趣味に没頭するなどしていたという。
「杏は個人事務所の社長を務めていた母親と昨年まで訴訟を争っており、絶縁状態が続いており、家のことや子どものお世話を頼むことはできない。そこはベビーシッターの手配などを含めて事務所が手厚くサポートしているだろうが、まだ小学校に上がる前の子どもを3人も抱えながら忙しく仕事をこなしているわけで、大変な生活を送っていることは容易に想像でき、東出の人でなしぶりが際立つ。