「ポイントカードお持ちですか?」と聞かれることがもはや当たり前となっている昨今。皆さんも何種類かのポイントを、店舗によって使い分けていることだろう。その中でも、日常生活で最もよく使われているポイントサービスは何なのだろうか。SBI生命保険は、ポイントサービスを利用している20~60代の男女を対象に、日常の買い物で使うポイントサービスについての調査を行った。
すると、意外なポイントサービスが苦戦している現実が明らかになったのだった。
まずは第10位~第5位まで。“日常の買い物”、というくくりではマイルは貯まらない?

日常の買い物などで利用するポイントサービス、回答全体で第10位となったのは「航空系ポイント(マイル)」でわずか2.3%。“マイラー”と言われる人たちもいるほど人気のあるポイントサービスだが、日常生活の買い物、というくくりでは航空系クレジットカードを使う人以外には、縁遠いサービスだ。第9位は「交通系ポイント」で6.8%。いわゆる交通系ICカードの利用で貯まるポイントだ。下位となった理由は、やはり他の決済サービスを使う人の方が多いからか。
第8位は「家電量販店のポイント」7.3%。家電量販店では冷蔵庫や洗濯機、パソコンなど額の大きなものを買うため貯まりやすいが、日常での利用頻度は低い様子。7位は「nanacoポイント」で13.2%。意外に低いとも思えるが、こちらはセブン-イレブンやイトーヨーカドーをメインに使っているという人は貯めやすいが、それ以外の人とっては貯めづらさがネックである。
第6位は「ドラッグストアのポイント」で17.1%。日常生活という点では、薬だけでなくちょっとした食料品がコンビニよりおトクに買えるため、利用する人が多いからだろう。第5位は「WAONポイント」で20.1%。イオン系スーパーマーケットでの買い物で使える・貯まるのはもちろん、洋服や化粧品などさまざまな加盟店で使えることも大きなポイントだろう。
惜しくもTOP3入りを逃した第4位は「dポイント」で32.3%とここでグンとパーセンテージが上がる。同調査での「ポイントの貯まりやすさ」ランキングでは、第3位にランクインしているため、今後の伸びに注目したい。そしてdポイントを抑えた第3位はなんと「Pontaポイント」で35.1%。30~40代の男…