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吉澤恵理「薬剤師の視点で社会を斬る」

遊びで「寄り目」→斜視になる?スマホの長時間使用も危険、1日4時間以内に

文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
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 斜視になった場合には、物が二重に見えるなどの症状が起きることが多いため、そういった違和感を覚えた際は放置せず、眼科を受診してほしい。

「スマホの使用を完全にやめることで元に戻るケースもありますが、なかには元に戻らず、手術が必要となる場合もあります。斜視の状態が続くことで体調不良を起こす可能性もありますので早めに受診してほしいと思います」

斜視の予防

 スマホの長時間利用が斜視を引き起こすリスクとなることは事実であるが、現代社会ではスマホの使用をやめることは難しい。斜視を予防するには、一定のルールを守り使用することが必要だという。

「スマホの画面を近くで見ないことが大切です。30cmは離して見ることを守ってください。それから長時間の使用を避けることです。1日の使用時間は4時間以内が望ましいといわれます。それも、連続して4時間の使用することは避け、30分使用したら目を休ませることが大事です」

 子供の健康を守るのも親の役目のひとつであり、スマホの使用に関しては、各家庭ごとに子供との話し合いの時間を持ち、メリット、デメリットを説明した上で使用のルールを決めることが必要だろう。

(文=吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト)

吉澤恵理/薬剤師、医療ジャーナリスト
1969年12月25日福島県生まれ。1992年東北薬科大学卒業。薬物乱用防止の啓蒙活動、心の問題などにも取り組み、コラム執筆のほか、講演、セミナーなども行っている。

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