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子どもを見捨てる!? パンダの驚愕の子育て術

新刊JP
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『知るほど楽しい!パンク町田の ゆかい痛快!動物の子育ての世界』
『知るほど楽しい!パンク町田の ゆかい痛快!動物の子育ての世界』

 世界には多くの種類の動物がいて、赤ちゃんの守り方や授乳方法など、その子育て方法はさまざま。そんな動物たちの不思議な子育てを紹介するのが『知るほど楽しい!パンク町田の ゆかい痛快!動物の子育ての世界』(パンク町田著、亀澤裕也・麻生羽呂イラスト)だ。

 本書は、月刊『赤ちゃんとママ』で連載中のパンク町田氏によるコーナー「生きるための子育て(動物の子育て)」の過去4年分の連載を再編集・加筆・修正し、書き下ろしを加えた1冊。さまざまな動物の子育てを多くのイラストと共に絵日記風に紹介する。

 動物の世界の子育ては、残酷に思えるものから不思議なものまで、ここではそんな動物たちの子育てをいくつかあげていきたい。

パンダの子育ては残酷

 動物園で赤ちゃんが生まれれば、ニュースになるほど大人気のパンダ。実はその子育ては残酷だ。たいてい1~2頭を出産するが、2頭生まれた場合は、1頭は見捨て、1頭のみを育てるのがパンダ流の子育て極意。これは、植木鉢に2粒のタネを埋め、出来の悪いほうを間引くのとよく似ている。

 ただし、その捨てられた子パンダを保護して人工ほ乳するという術がある。そうすることで、うまくいけば1回の繁殖期で2頭のパンダを育てることができ、野生のパンダの2倍の繁殖効率となる。

 ただ、パンダの繁殖はとても難しい。まず、1年のうち3日から1週間しかメスの受精可能期間がない。この数日を逃すと、1年間待たなければならない。その上、人間並に相手を選り好みすると言われ、飼育下ではマッチングが困難。繁殖がとても難しい動物として知られている。

乳首がないのに母乳が出るカモノハシ

 カモノハシは、水辺の土手に横穴式の巣を作り暮らしている。単孔類と呼ばれるほ乳類にも関わらず、その巣の中で卵を産む。カモノハシのお母さんは、卵を温め、卵から赤ちゃんが孵ると、母乳を与えて育てる。しかし、カモノハシのお母さんには、乳首がない。赤ちゃんはお母さんのお腹から染み出る母乳を吸い込んでいるのだ。

 実はこのお腹から染み出る母乳を与える母乳方法は、古いタイプのほ乳類の性質や機能。それが進化して胎生になり、赤ちゃんが母乳を効率よく吸えるように、乳首も進化した。乳首がないカモノハシは進化以前のほ乳類と言われているのだ。

 他にも、一夫多妻のダチョウ、オスが出産するタツノオトシゴ、愛情深く子煩悩なワニなど、ユニークな子育てをする動物たちが登場する本書。大人も子供も楽しめる1冊だ。(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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