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木村隆志「現代放送のミカタ」

“まったく別のドラマ”に変わった『カムカムエヴリバディ』が来年も期待できる理由

文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト

 いや、むしろ考察というより、制作サイドがあえてわかりやすく匂わせているのかもしれない。幼いるいが母・安子に放った「I hate you」という最後の言葉と、生き別れの関係性は朝から見るには重苦しいだけに、少し考えればわかりそうな明るい兆しを匂わせているのではないか。

 ともあれ、視聴者に「まったく別のドラマ」と思わせるほどの大胆な構成は希少価値が高く、「朝ドラ史上最速」と言われるスピード感も含め、見ておいて損はない作品であることは確かだ。特に“るい編”は、大阪の人情、ジャズの音色、昭和カルチャーなど、心地よさを感じながら楽しめるだけに、年明けの視聴をおすすめしておきたい。

(文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト)

●木村隆志(きむら・たかし)
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』(フジテレビ系)、『TBSレビュー』(TBS系)などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』(TAC出版)など。

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