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『ZIP!』視聴率が『めざましテレビ』に勝てない根本的な理由とは?

文=編集部
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日本テレビタワー(「Wikipedia」より)
日本テレビタワー(「Wikipedia」より)

 『ZIP!』(日本テレビ系)の総合司会を務める水卜麻美アナウンサーに、異変が起きているという。

 「桝太一アナと徳島えりかアナの後を受けて、今年3月末から『ZIP!』の2代目総合司会に就任した水卜アナですが、最近は若干、トークや返しに精彩を欠いている感があるのです。当初はかなり気張っていて、そのやる気が逆に空回りしていたところもあったのですが、今や以前のような気迫が失われ、いわば“省エネモード”で番組に臨んでいる節も見受けられます」(芸能ライター)

 孤軍奮闘を続ける水卜アナの失速に対し、同時間帯で視聴率トップを堅守しているのが、三宅正治アナ、生田竜聖アナ、井上清華アナという3人体制で固める『めざましテレビ』(フジテレビ系)だ。水卜アナの投入後もその安定感は揺らぐことはなく、2021年の年間平均視聴率も『めざまし』がトップを維持しそうな勢いだ。

 「12月23日の『ZIP!』は世帯視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人3.9%。対して『めざまし』は世帯8.0%、個人4.5%でした。ちなみに『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)は世帯7.5%、個人4.4%。『ZIP!』は日によっては僅差で『グッド!モーニング』を抜くことはありますが、『めざまし』には歯が立たず、民放3位が定位置となってしまいました」(テレビ局関係者)

 これまでも新生『ZIP!』の低迷についてはたびたび報じてきたが、いったい何が原因なのだろうか? また、根本的な改善点はどこにあるのか? 12月24日に放送された『ZIP!』と『めざまし』の内容を比較しながら見て行こう。

『ZIP!』と『めざまし』の伝え方の差

 大前提として、両番組ともに取り扱うニュースにそこまでの差はない。いわゆる特ダネを競うようなワイドショーとは一線を画した“情報番組”であるからだ。しかし、それをどう伝えるかという点で、説得力に差が出てくる。

 たとえば、年末年始の帰省や過ごし方についてだ。オミクロン株の脅威も危惧されている中、『めざまし』では帰省の予定について街頭取材を行い、約50人に聞いたアンケート結果を発表していた。一方『ZIP!』では、年末年始をどう過ごすかについて、SNS上でつぶやかれていた「遊びに行く予定をキャンセルした」といった声をいくつか紹介するにとどまっていた。

 「『ZIP!』はスタッフ、演者ともにコロナ感染者が相次いだ時期があったため、外ロケや街頭インタビューには慎重になっているようです。しかし、そうした事情は見ている視聴者には関係ありませんからね。足で稼いで声を拾う番組と、ネットサーフィンで済ます番組。どちらが支持されるかは一目瞭然です」(同)

 また、『めざまし』では、予約が増えているという都内のPCRセンターなどについて詳しく取材していたが、『ZIP!』ではあまり触れられていなかった。

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