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プラス1080円で超豪華なおせちが完成! 108円とは思えない味わいの食材も

さて今回は、あわびのほかに計10種、1080円分の食材を購入してみた。これらを組み合わせてどんなおせちができるのか、検証してみよう。
“100円おせち”からは全40種類のおせちの定番食材・料理がラインナップされているが、今回そのなかからピックアップしたのは『つぶつぶ栗きんとん』『えび甘露煮』『栗風味伊達巻』『一口鰊昆布巻』『味付け数の子』『魚卵のうま煮』『黒豆』『たけのこ煮』『御蒲鉾 赤坂』『御蒲鉾 白坂』の10点。

これらを組み合わせて完成したおせちがこちら。2つの『味付けあわび』と1080円分の食材・料理、計11種で二段の重箱を埋め尽くすことができた。見た目に関していえば、おせち特有の豪勢さも十分に感じられる仕上がりだが、その味はいかほどだろうか。

まずは、今年からラインナップに加わったという『栗風味伊達巻』からいただこう。こちらは、栗ペーストを練り込んだという珍しい伊達巻だ。一口かじると、卵のまろやかさとふんわりとした甘みが口いっぱいに広がる。スイーツのような感覚で楽しめる本品は、醤油ベースの味付けの食材が多いおせちのなかで、箸休め的な存在にもなるかも。

手作りだと手間がかかり、出来合いを買おうとすると高くついてしまう「栗きんとん」も、108円でゲットできるのが嬉しいところだ。『つぶつぶ栗きんとん』はさつまいも餡につぶつぶの栗を合わせた一品。箸ですくって食べてみると、栗とさつまいもの豊かな風味がしっかりと感じられる点に驚いた。また、ホクッとした栗の食感が立っているので、ありがちな、もったりした重たさが感じられなかったのも良かったポイントだ。

えびの煮付けも108円でゲットできてしまう。川えびの風味を生かして甘露煮にしたという『えび甘露煮』は、内容量17gと少量ではあるが、おせちに加えるだけで高見え効果がある。食べてみると食感はパリパリだが、ヒゲや脚が刺さるほどではなく、食べやすい。
また説明にあった通り、本当にえびの風味が生かされていて、とても108円とは思えない仕上がりだった。甘さの加減もほどよく、個人的には今回選出した食材のなかでもトップクラスのクオリティではないかと思った。