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『オモウマい店』好調の裏に潜む日テレのヤバい事情…TBS『THE鬼タイジ』は爆死か

文=編集部
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日本テレビタワー(「Wikipedia」より)
日本テレビタワー(「Wikipedia」より)

 コロナ禍2年目となった2021年。テレビ界はどんな状況だったのだろうか。テレビ東京とNHKを除く4局について、総括してみたい。

実は危うい日本テレビの事情

 まず、視聴率民放1位の日本テレビ。しかし、今年は3冠王を何度もテレビ朝日に奪われ、体力を消耗している。

「これまで日テレは“ほぼ無改編”を身上としてきましたが、今年はソフトを積極的に入れ替えました。ただし、現時点では成果が得られていません。1年半の休止を挟みつつも10年続いた『幸せ!ボンビーガール』を打ち切って始まった『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』の視聴率は『ボンビーガール』よりは若干良いくらいで、すでにネタが枯渇気味。『おしゃれイズム』のリニューアル版『おしゃれクリップ』も、スタジオセットやテロップなどの外面だけは洗練された形に整えていますが、逆に浮ついた感があり、トークの中身も薄いと言わざるを得ません」(テレビ局関係者)

 また、『世界まる見え!テレビ特捜部』『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』など人気番組はしぶとく生き残っている一方、数字が微妙になり、当落選上にあると言われているのが『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』だ。さらに、スタート時は好調だった『1億3000万人のSHOWチャンネル』も個人視聴率3%を叩くようになり、すでに飽きられた感がある。

 そんな中、『今夜くらべてみました』と『人生が変わる1分間の深イイ話』が来春に終了することが伝えられた。『今くら』の後は、くりぃむしちゅー・上田晋也による『上田と女が吠える夜』がレギュラー化、『深イイ』の後は『しゃべくり007』が1時間繰り上がるとされている。

「そんな日テレのタイムテーブルを見渡すと、ここ数年で一番の同局のヒット番組が、日テレ制作ではなく中京テレビ制作の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』というところに、今の日テレの限界が露呈しています。コンセプチュアルを重視する日テレは、『オモウマい店』のような企画の出口が見えづらい番組を避けてきました。しかし、結果的にはその『オモウマい店』が、今の日テレで最も数字を獲っているわけです」(同)

若者重視も苦戦が続くテレビ朝日

 打倒・日テレを掲げ、いよいよ若者重視のコンテンツ作りに動き出したテレ朝。しかし、20年10月からプライム帯に繰り上がった『テレビ千鳥』は相変わらずの低空飛行で、『あざとくて何が悪いの?』も多くの女優やアイドルが「番組内のドラマに出たい」と熱望するわりには数字が獲れていない。

「今年10月に土曜22時半から水曜19時に昇格した『ノブナカなんなん?~アノ人なんなん?人生のぞき見ドキュメント~』は順調に推移していますが、かまいたち、元乃木坂46・白石麻衣による『ウラ撮れちゃいました』もなかなか定着していません」(同)

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