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初めての資産運用、何から手をつけるべき?つみたてNISA、iDeCo…次は?

文=高山一惠/ファイナンシャル・プランナー
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(3)米国株ETF

 自分で高配当株を選んで投資するのはハードルが高いという場合には、高配当株に投資しているETF(上場投資信託)を利用する手もあります。

 ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。上場しているので、株式と同じようにリアルタイムで取引できるところが特徴です。一般的にETFは、少額から投資することができ、一般の投資信託と比べて取引手数料やその他のコストが安く設定されています。

 配当金がたくさん受け取れる配当利回りの高い銘柄は、米国株に多い傾向にあります。たとえば、バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)やiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)、S&P500高配当株式ETF(SPYD)など、米国の高配当株に投資しているETFに投資してみるのもよいでしょう。ETFは、1本買うことで数十・数百の銘柄に投資するのと同じような効果を得ることができます。加えて、年4回の配当金が受け取れます。定期的に分配金を受け取ることができれば、相場が悪くなったときでもモチベーションが保てるでしょう。

大事なのは資産の基盤を築いて、次の投資に進むこと

 今回は、資産運用に取り組む際にどの投資商品からスタートしたらよいのか、その順番についてお話ししました。

 大切なことは、まず、長期・積立・分散投資で資産の基盤を築きながら、次の投資へ進んでいくことです。最初から、短期間でまとまったお金を得ることを目標にした投資をしないのも重要です。

 千里の道も一歩から。少額からでもよいので、今から着実な資産形成を始めてみましょう。

 今回は主に資産形成についてお話ししましたが、これからの時代はお金に関する幅広い知識を身につけることが大切です。今回ご紹介した内容も含めて、拙著『はじめてのお金の基本』(成美堂)で、家計管理の基本から節税の知識、ライフイベントにかかるお金、保険の知識、資産運用の知識に至るまで幅広いお金の知識を豊富な図版やマンガを用いてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

(文=高山一惠/ファイナンシャル・プランナー)

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『はじめてのお金の基本』 頼藤太希/高山一恵 著

はじめてお金の本を読む人にも理解できるよう、家計管理の基本、節税の知識、ライフイベントにかかるお金、保険の知識、資産運用の知識に至るまで、幅広いお金の知識をオールカラー、豊富な図版やマンガで解説

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