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木村隆志「現代放送のミカタ」

有吉弘行、亀梨和也、中村倫也、中川大志…実は寅年生まれの“注目の年男”たち

文=木村隆志/テレビ・ドラマ解説者、コラムニスト
「有吉弘行 | 太田プロダクション」より
有吉弘行 | 太田プロダクション」より

 前回は「2022年、注目の年女」を挙げたが、今回は“年男”をフィーチャー。

 昨年に続いて今年も、特にスター揃いなのが、第2次ベビーブーム中の1974年生まれ(今年で48歳)。まず芸人の層が厚く、「こんなに多いのか」と驚かされる。

 中でも1人挙げるとしたら有吉弘行だろう。昨年4月、夏目三久との結婚を発表して驚かせるとともに、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で「最初で最後」の夫婦共演。すでに日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京、NHKの主要6局で冠番組を持つ唯一無二の存在だったが、昨秋に『有吉クイズ』(テレビ朝日系)、『有吉の世界同時中継~今そっちどうなってますか?~』(テレビ東京系)もスタートするなど、無双状態となっている。

 その他の芸人には、サンドウィッチマン・伊達みきおと富澤たけし陣内智則千原兄弟・千原ジュニアフットボールアワー・後藤輝基ふかわりょうハリウッドザコシショウビビる大木サバンナ・八木真澄笑い飯・西田幸治安田大サーカス・団長安田アキラ100%永野と、そうそうたる顔ぶれが揃う。

 俳優では、秋ドラマ『最愛』(TBS系)の熱演が光ったばかりの井浦新を筆頭に、加瀬亮鈴木浩介小澤征悦荒川良々大倉孝二渋川清彦山崎樹範ら個性派が目立つ。さらに、草彅剛国分太一和泉元彌照英らも寅年生まれ。

活動の幅を広げる亀梨和也と山崎育三郎

 ひと世代下の1986年生まれ(今年で36歳)も多彩な顔ぶれ。まずジャニーズからKAT-TUNの亀梨和也、NEWSの増田貴久、Kis-My-Ft2の横尾渉、A.B.C-Zの戸塚祥太塚田僚一と、各グループのメンバーが揃った。

 中でも亀梨は昨年、『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)主演に加えて『正義の天秤』でNHKドラマ初主演を飾ったほか、今春も『正体』(WOWOW)主演が決定している。さらに、『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!』『日テレ系音楽の祭典 Premium Music 2021』『ネオコロッセオ』(すべて日本テレビ系)でMCを担当。演じる役柄も、MC番組のジャンルも、明らかに幅が広がり始めているだけに、今年はさらに大きな動きがあるかもしれない。

 俳優では、中村倫也山崎育三郎勝地涼柄本佑小池徹平猪塚健太前野朋哉と多彩な顔ぶれ。なかでも今、最も引く手あまたなのは山崎育三郎だろう。

 昨年は本業のミュージカルに加えて、ドラマでは『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、『殴り愛 炎』(テレビ朝日系)、『イチケイのカラス』(フジテレビ系)、『青天を衝け』(NHK)に出演。しかも主演、助演、ゲスト、大河ドラマと、役割の異なるオファーをこなし、ユーティリティぶりを見せつけた。

 今年も1月から『DCU』(TBS系)で公安刑事役を演じる。さらに、トークバラエティ『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)のMCに就任。尾上松也、城田優とのユニット「IMY」でも活動し、夏の甲子園大会開会式で「栄冠は君に輝く」を独唱するなど、歌手としての活動も活発だった。

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