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子どもに読解力をつけさせるのに「読書」は必要じゃない!?

新刊JP
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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 「読解力」はあらゆる能力の土台であり、基礎体力のようなもの。読解力を子どもの頃に身につけることは、勉強ができるようになるだけでなく、物事の見え方が変わり、人生をも変える可能性がある。

子どもに読解力をつけさせるのに「読書」は必須か


 教育デザインラボ代表理事、教育評論家の石田勝紀氏は、読解力を高めることで、勉強も含め人生そのものが変わった一人。著書『子どもの「読解力」がすぐ伸びる魔法の声かけ – 本は読まなくてOK! 』(石田勝紀著、ワニブックス刊)では、自身の実体験も踏まえて子どもの読解力を高めるノウハウを紹介する。

 読解力を高める方法というと、一番に浮かぶのが読書だ。

 石田氏は、読書が読解力を養うのに有効なのはまちがいないとしつつ、「絶対条件」ではないとしている。本嫌いの子でも、読解力をつけたり、国語の成績を上げることは十分に可能だ。

 読書だけでなく、「ドラマ」や「ゲーム」「お笑い鑑賞」など、家族と楽しんだものを通じて読解力は磨かれる。何かについて家族で話し合ったり、議論する習慣があることが重要だ。

 対話や議論には、自分の頭で「なぜ?」と考えるプロセスが不可欠になる。その「なぜ?」と考える習慣が日常的に家庭にあれば、読解力は自ずとつくのだ。

 では、どのような問いかけをすれば「なぜ?」と考える習慣がつくのか。

読み聞かせで子どもの読解力を高めるポイントは?


 国語の文章が読み取れていない場合、親が国語の文章問題を題材に「読み聞かせ」をすることで、読解力を高めることができるという。人間は生まれてから「聞く→話す→読む→書く」という順で技術を体得してきた。

 一方で、学校では「読む」「書く」という高度な技術を求められ、それがずっと続く。「読む、書く」のスキルが成熟していない場合、基本的スキルである「聞く」「話す」の2つがまず大切になるが、そのスキルを伸ばす作業が「親による読み聞かせ」なのだ。

 読み聞かせで大事なポイントは時折、質問を織り交ぜること。子どもは読み聞かせの内容に興味が持てないと聞き流してしまうからだ。質問を投げかけられると、考えながら聞いてくれるようになる。そして、中身に興味を持つように、もっと聴きたいと前のめりになる。これが「意味を理解する」ために大切な作業となる。

 石田氏は、読解力をすべての科目に通じる「魔法の力」と呼んでいる。大人になっても影響を与えていく力だからだ。本好きでなくても、読解力は身につけることができる本書から、子どもの読解力を育んでみてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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