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「青汁王子」が波乱万丈の人生の末に見つけた「稼ぐための哲学」とは
波乱万丈の末に三崎さんがつかんだ「稼ぐための哲学」は驚くほどシンプルだ。そのひとつが「競争優位性」。「相対的に見て、自分の会社に競争優位性があるだろうか」という点を徹底的に検証することが必要不可欠だという。
「絶対的優位」でなくていい。他社よりもサービスや商品が少しでも優れていれば生き残っていける。そのために必要なことは徹底した市場調査だという。その上でマーケティング戦略を練る。
このシンプルな成功法則を支えるものが、「何があっても前を向く」メンタル術である。本書には「ピンチはチャンス」というワードが何度も出てくる。
(絶対にピンチをチャンスに変えてやる)
(どんな逆境でさえも乗り越えてやる)
(どんなマイナスでさえもプラスに変えてやる)
こんな気持ちを心の中にたぎらせて、ひたすら前を向いていった結果、今のプラスの状況に到達することができたのです。(P81より)
心療内科に通うなど、決してもとからメンタルが強かったわけではない。「ピンチの先には必ずチャンスが待っている」と自分に言い聞かせることで、折れないメンタルを作り上げることができるという。
そして失敗を恐れず、なりふり構わず前に進んでいけば、誰でも必ず成功にたどりつき、稼ぐことができると三崎さんは説く。
本書は他にも時間管理術、お金の使い方、自分のブランディング力の高め方、起業についての具体的な提案なども明かされ、全編通して飽きさせることがない一冊となっている。(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。