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宮崎県44位、青森県1位…お酒に強い遺伝子・都道府県ランキングが意外すぎて話題

文=編集部
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「成人1人当たりの酒類消費量」は東京1位、高知2位、宮崎3位

 一方、国税庁課税部酒税課・輸出促進室が昨年3月に発行した『酒のしおり』の「令和元年度成人1人当たりの酒類販売(消費)数量表(都道府県別)※沖縄県除く」では、青森県は92.9リットルで46都道府県中4位となっていた。前出のゲノムデータで44位だった宮崎県(3位93.1リットル)が青森県より上だった。なお1位は東京都の105リットル、2位は高知県の94.3リットル、鹿児島は九州7県で2位の88.2リットルで全国平均78.2リットルを上回っていた。

 遺伝的な「飲酒耐性」と「県民の飲酒量」が相関しているように見える県がある一方、一致していないケースもあるようだ。九州南部地方の地方紙記者は話す。

「全国的な焼酎の産地で、焼酎の消費量が他県と比較して高いこともあり、国のアルコール健康障害対策基本法施行に伴って、鹿児島県では2019年度から『アルコール健康障害対策推進計画』を策定し、23年度までの5年間で生活習慣病のリスクを高める飲酒をしている人の数などを減少させる施策を展開しています。どれほど強くても飲み過ぎれば生活習慣病にかかります。体質や遺伝に関わらず、自分自身の適量を知り、身体を損ねずに楽しむのが大事ということなのでしょうね」

 ユーグレナのプレスリリースにも次のような注意書きがあった。

「当調査は、飲酒習慣のない方に飲酒を推奨するものではありません。ご自身の判断で、節度ある行動を心がけましょう」
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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