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King & Prince(キンプリ)の神宮寺勇太が、4月期の連続テレビドラマで単独では初となる主演を果たすという情報が広まっている。
「日本テレビ系のドラマで、会社の“受付”を舞台に人間模様や恋愛模様を描くいわゆる“お仕事モノ”。神宮寺は真面目でどこにでもいるような“普通の若手会社員”を演じ、誰しもが悩む会社という仕組みが生み出すさまざまな問題に直面し、もがきながらも少しずつ前に進む成長プロセスが描かれると聞きます。また、恋愛要素としては、神宮寺演じる主人公がハマる三角関係なども見どころの一つになってくるみたいです」(テレビ局関係者)
キンプリといえば、2018年5月にファーストシングル『シンデレラガール』でデビュー以降、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が急上昇。昨年7月に発売されたサードアルバム『Re:Sense』は初週売上45万枚超えを記録し、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得。さらに全国5都市で行われた全国ツアー「King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~ 」を成功させた。また、テレビでは昨年8月放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で初めてメインパーソナリティという大役をこなし、今年1月には初の冠番組『King & Prince る。』(同)がスタート。各メンバーはソロでもテレビや映画などで活躍している。
「平野紫耀はキンプリとしてCDデビューしたその年に、早々とプライムタイム帯の連ドラ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)に準主役的なポジションで出演し、20年には『未満警察 ミッドナイトランナー』(日テレ系)でW主演を果たし、映画『かぐや様は告らせたい』でも主演。高橋海人も昨年ヒットした連ドラ『ドラゴン桜』(TBS系)に主要キャストとして出るなど、メンバーのなかでは、この2人がやや目立っている感があり、他の3人もプッシュして、できるだけ5人のバランスを均等に保たなければならないという複雑な事情もあるだろう。
ただ、所属するジャニーズ事務所としては、まずは“キンプリというグループ”としての土台を確実に固めるため、セットで売っていきたい。そうした事情もあり、キー局のなかでキンプリの育成を託されているといっても過言ではない日テレで、神宮寺主演のドラマをつくることになったのではないか」(テレビ局関係者)
ジャニーズの“一番推し”
19年にタッキーこと滝沢秀明がジャニーズ事務所の副社長に就任して以降、ジャニーズJr.からのCDデビューが続いている。20年にはSixTONESとSnow Manが同時デビューを果たし、昨年は、なにわ男子もデビュー。今年もTravis Japan(トラジャ)のデビューが濃厚といわれている。
「なにわ男子のデビューシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』の初週売上が、キンプリのデビューシングル『シンデレラガール』のそれを超えたことがファンの間で話題となったが、嵐なき今、ジャニーズの“一番推し”がキンプリであることは論を待たない。まずはキンプリというグループを可能な限り押し上げて、そこに続くかのようにSixTONES、Snow Man、なにわ男子など若手が引っ張られていくというイメージが、事務所にとっては理想的なのではないか」(同)
「今年の『24時間テレビ』もメインパーソナリティはキンプリで内定済みとみられている」(日テレ関係者)という声もあるが、まずは神宮寺の新ドラマのヒットを願うばかりである。
(文=編集部)