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テレビ業界に新たな衝撃が走った。ヤマダホールディングスとAmazonが、日本国内初のAmazon Fire TV搭載の「スマートテレビ」を発表したのだ。「スマート〇〇」とは、簡単にいえば「インターネットに接続できる〇〇」のことを指す。スマートテレビとは、インターネットに接続できるテレビ、ということだ。いや、すでに家のテレビをインターネットに接続している人は多いはず。何が国内初なのか?と思うが、“Amazon Fire TV搭載”が、ということらしい。
最近、大きな話題を生んだテレビといえば、「ドン・キホーテ」で発売された、「ネット動画専用スマートテレビ」だろう。テレビチューナーを搭載しておらず、テレビ番組が見られないテレビ。NHK受信料がかからないことでも話題になった。ヤマダ×Amazonのスマートテレビは、初めからAmazon Fire TVが搭載されている点は高評価だが、地上波・BS・CS・4Kの視聴はできる。この折衷案のような機能、市場はどう反応するだろうか?
Amazon Fire TV搭載は国内初。ただし、“テレビ番組が見られる”機能付き!

今回のスマートテレビの最大の特徴はAmazon Fire TV搭載だが、話題性という意味では、むしろ“地上波が見られる”ことの方に注目が集まっている。
改めて、今回発表されたスマートテレビの特徴は、日本国内初のAmazon Fire TV搭載、地上波・BS・CS・4Kの視聴ができる、ストリーミング動画の視聴ができる(別途契約が必要)。さらに、ホーム画面からコンテンツを直感的に選び視聴することができるらしい。2月17日からAmazonで予約販売が開始さており、3月5日から全国のヤマダホールディングスのグループ店舗、ヤマダのネット通販サイトであるヤマダウェブコムでも順次販売・出荷開始を予定している。
なおこのスマートテレビにはAmazon Alexaを搭載した音声リモコンが付属しており、リモコン上のAlexaボタンを押して話しかければ、コンテンツをタイトル名やジャンル名などから検索したり、アプリの起動、音楽の再生なども簡単に操作できるという。いくつかのリモコンを使い分けているユーザーにとっては、操作が一元化できるのはありがたい。
テレビ番組派が動画を見る…