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アンジャッシュ・渡部建が、千葉テレビの冠番組『白黒アンジャッシュ』で1年8カ月ぶりに復帰した。テレビ業界全体としてはいまだに“四面楚歌”状態の渡部だが、チバテレにはまだ少なからず味方がいたということだろうか。
さて、実はエンタメ業界ほど制作サイドの好みが出る業界はない。その中で「業界内ファン」が多いタレントもいれば、反対に不幸にも「業界内アンチ」を生んでしまうタレントもいるという。
まず、業界内でファンが多いタレントは誰だろうか?
「女優の芳根京子は業界内でファンが多いです。とにかく、何かとよく気づくと聞いたことがあります。たとえば、スタッフの顔色が少しでも悪いと『大丈夫ですか?』と声をかけて気遣ってくれたり。また、自分がスタッフの求めに応えきれているのかどうか心配になり、『大丈夫ですかね?』と確認してくれることもあるそうです。まだ25歳ですが、同世代の女優である上白石萌音とともに、将来が楽しみな1人です」(テレビ局関係者)
また、同じように評判が良いのが、あの実力派女優だ。
「奈緒はとにかくスタッフの話を前のめりで聞いてくれますし、やる気がみなぎっている。一時期、出世作となったドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)での怪演が話題となり、そのイメージに引きずられることを恐れていたようですが、人柄の良さがにじみ出るような役も多くこなし、そこからうまく脱却。陰のある役も明るいキャラクターも演じ切れる、これからも期待の女優です」(同)
芸人では、誰がいるのだろうか?
「芸人さんは、もちろん表に出るときと打ち合わせでの様子は違いますが、あまり変わらないのがバナナマンです。現場も和やかでスムーズに進みますし、さらには『あの2人なら、なんとかしてくれる』という絶対的な安心感がある。特に設楽統はエピソードトークの再現構成力がすごい。一言一句、無駄な文言がなく、ダイレクトに笑いにつなげられる話し方をしてくれます」(同)
一方で、意外と業界内アンチを生んでしまう芸人もいるという。
「ぶっきらぼうというか、粗野な部分があるところが魅力の四千頭身の後藤拓実ですが、打ち合わせでの生意気というかやる気のない態度に対して、怒っていたディレクターもいました。本人としてはそういうつもりではなく、たまたまそう見えてしまっただけの可能性もありますが……。そういう意味では、誤解されやすいタイプなのかもしれません」(同)
他に、不評を買っている芸人はいるのだろうか?
「特に評判が悪いというわけではありませんが、おぎやはぎは持ち込んだ企画に乗り切れないと、そのまま態度に出ることはありました。ある意味で素直な反応ですし、彼ららしいなとは思いますが」(同)
今や誰がどう見ているかわからない時代。人気商売でもあるタレントは、スタッフへの接し方にも気を配った方がいいのかもしれない。
(文=編集部)