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エネルギーを作り出すことも視野に
U-POWERは、「今、未来にできることを。」 を理念に掲げる。USEN-NEXT GROUPの多様な資産を活用し、今を生きる人たちの未来はもちろん、この先の未来を生きる人たちの生活を支えるために、できうる全ての行動を行っていくことを存在意義としている。まずは、国内のグリーンエネルギーの供給についてBtoB領域で事業を取り組むことからスタートする。
一方で、国際情勢も不安定ななか、資源を持たない日本がエネルギーをどうつくり出していくかは、今もなお大きな課題である。
また、電力事業という観点でいうと、特に再生可能エネルギーの場合、電力をつくるところから販売までトータルで行わなければ、スケールメリットが出にくいという実態もある。
「店舗を中心にグリーンエネルギー化を支援していくU-POWERとして、太陽光を念頭に、今後電力をつくり出す領域へと事業を広げていくことも視野に入れています」
持続可能な社会をつくる一躍を担いたい
グローバルでは個人、法人問わず、持続可能な社会のためにできることを考え行動をすることが求められている。世界と比較して、日本のSDGs対応は進んでいるという。USEN-NEXT GROUPがサステナビリティ活動に注力しているように、大手企業を中心に企業のSDGsへの意識は高まっている。
高橋社長は「大手企業から始まって、店舗へ、個人へと持続可能な社会をつくっていこうとする世界観が広がっていく。その世界観を牽引する人が増えていくことで、日本が大きく変わっていくのではないでしょうか」と指摘する。
その上で、「持続可能な社会の実現に向けて、私たちもその一躍を担っていけるように頑張っていきたい」と意気込む。
お店のグリーンエネルギー化を支援することで、持続可能な社会実現に対して責任を果たそうと動き出したU-POWERの今後に注目していきたい。
(構成=鈴木領一/コンサルタント)