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打ち切りラッシュのNHK、若者離れがヤバいことに…“人気番組”の悲しい実態

文=編集部
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NHK放送センター(「Wikipedia」より)
NHK放送センター(「Wikipedia」より)

 今、NHKが驚くべき大変革を迎えている。長寿番組、人気番組が次々と“終わり”を迎えているのだ。NHKの公式ホームページに掲載されている「2022年度改定における終了・移設番組一覧」を見ると、この春、総合テレビだけで24本のレギュラー番組が打ち切られていることがわかる。

 たとえば、立川志の輔がMCを務めてきた『ガッテン!』。前身番組の『ためしてガッテン』から数えると27年間にわたり放送されてきたが、今年2月に幕を閉じた。また、昨年亡くなった笑福亭仁鶴が30年以上司会を務めてきた『バラエティー生活笑百科』は、その後、司会に就任した桂南光が守っていくと思われたが、4月9日に最終回を迎えた。

 他にも、気づけばすでに終わっている番組を挙げれば枚挙にいとまがない。古舘伊知郎が『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板後初のMC番組となった『日本人のおなまえ』(以前は『人名探求バラエティー 日本人のおなまえっ!』は、3月17日で終了した。

 くりぃむしちゅー・有田哲平が4年間登板してきた『有田Pおもてなす』、良質なドキュメンタリーバラエティだった『逆転人生』、その他にも『梅沢富美男と東野幸治のまんぷくメシ!』『NHKだめ自慢 ~みんながでるテレビ』などなど、打ち切りラッシュが続いている。

 打ち切りは免れたものの、枠が縮小してしまった番組もある。今田耕司による『ファミリーヒストリー』は72分だった放送時間が4月18日からは27分短くなり、45分番組に。

 また、『プロフェッショナル 仕事の流儀』はこの春からレギュラー放送を終了し、今後は月1回の特番が放送されるという。

NHK“人気番組”の悲しい実態

 なぜNHKは、ここまでの大変革に着手しているのだろうか?

「これまでNHKの支持層は高齢者がメインでした。そこで世帯視聴率も稼いでいたのですが、ここ最近の個人視聴率、さらにはコアターゲット重視の流れに逆らえなくなったのでしょう。高齢化が急速に進む日本で、ただでさえテレビを見ない若者をどう惹きつけるかは各局とも頭を悩ませているところですが、NHKにとっては、さらに喫緊の問題です。現役世代が見てくれなければ、受信料の支払いにも関わってきますから」(テレビ局関係者)

 そこで、これまで“人気番組”と呼ばれている番組の視聴率の内訳を見てみると、悲しい実態が浮かび上がってきた。

「笑福亭鶴瓶が全国各地を旅して街の人々と触れ合う『鶴瓶の家族に乾杯』は、3月7日の放送分が世帯視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率5.5%でした。堅調のように見えますが、F1(20~34歳女性)=1.2%、F2(35~49歳女性)=2.0%と低迷。最も見ているのはF3(50歳以上女性)=11.0%で、これは男性視聴者にも言えます。M1(20~34歳男性)=0.9%、M2(35~49歳男性)=2.0%、M3(50歳以上男性)=9.0%と、世代によって差が激しすぎるのです」(同)

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