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セブン、開発努力に敬意を払いたい食品5選…名店の味を完全再現のカレー&ラーメン

取材・文=/A4studio
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セブン-イレブン「セブンプレミアムゴールド とみ田つけめん」

 今年3月末時点で国内2万1301店舗を誇るコンビニ業界最大手のセブン-イレブン。そんな業界トップをひた走り続けるセブンだが、4月初旬からオリジナル商品の一部値上げを実施。食糧需要の世界的な増加による原材料の価格高騰、物流コストの上昇などにより価格改定に踏み切ったという。「お好み幕の内」は464円(税込、以下同)から496円、「セブンプレミアム さばの塩焼」は289円から321円に上がるなど人気、商品の値上げも避けられなかった。

 値上げによる今後の展開が注目されているセブンだが、今春も数多くの商品がラインナップ。なかには値上げによる不安を吹っ飛ばすような出来の“神商品”も少なくない。そこで今回は“この春、買うべきセブン商品”を5つ選出。実際に食レポをしていくのでセブンでの買い物時の参考にしていただきたい。

セブンプレミアムゴールド とみ田つけめん/451円(税込、以下同)

「セブンプレミアム」の最上級ブランドである「セブンプレミアム ゴールド」は、コンビニとは思えないクオリティの高い商品を発売する人気シリーズ。なかでも、千葉県松戸市の人気ラーメン店「中華蕎麦 とみ田」とコラボした「7プレミアムゴールド とみ田つけめん」は、本店の味を再現できていると太鼓判を押すファンがいるほど優れた商品なのだ。

 本品内には極太麺と焼豚が入った袋とスープの袋が入っている。それぞれ電子レンジで温めた後、スープをお椀に注ぎ、麺は軽く水洗いをしてぬめりを取り皿に盛り付けていく。この工程は少々手間に感じたものの、いざ実食してみると麺は小麦の風味が存分に感じられるモチモチとした食感で食べ応え抜群。豚骨と魚介の香りが漂うドロドロの濃厚スープとも良く絡み、肉と魚の旨味を堪能できた。焼豚も脂身と肉のバランスが良く、味が染み込んでおり満足度は高い。

 ラーメン店に足を運ぶ労を考えれば作る工程の手間もそこまで気にならず、ラーメン店で食べるのに近いクオリティの満足度をお手軽に味わえる逸品。セブンの開発努力と技術に敬意を払いたくなる商品だ。

ナイルレストラン監修 ナイルチキンカレー/594円

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 銀座の老舗カレー店「ナイルレストラン」が監修を務める「ナイルレストラン監修 ナイルチキンカレー」。じっくりと炒めたオニオンとナイルレストラン直伝のスパイスの香りが漂う食欲をそそられる期待大な商品である。

 実食してみると、甘口ながらも後から辛さがジワジワとやってくる味わい。トマトとココナッツミルクが入っているため、バターチキンカレーのようなクリーミーさ、かつコク深い後味となっている。付け合わせのマッシュポテトとしんなりとした食感のキャベツもカレーとの相性が良く、最後まで飽きずに食べ進められる工夫がされていた。

 SNS上では「思ったよりスパイシーで美味しい」「辛さが鋭く効いているが胃もたれはしない」と、本品の辛さについて好意的に言及している声が非常に多かった。ちょっとピリ辛なカレーを食べたいときはぜひお試しあれ。

胡麻とラー油の旨辛担々麺/572円

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 4月6日に新発売された「胡麻とラー油の旨辛担々麺」。セブン公式からは“唐辛子とラー油の辛味が効いた”商品と紹介されており、見た目も真っ赤なスープであることから辛そうな印象を受ける。

 しかし、実際に食べてみるとスープは舌に少し刺激があるくらいでそこまで辛くはなく、代わりにまろやかなゴマの風味が味わえる。またシコシコとした食感の中細麺はスープと良く絡まり、ズルズルとすすることができ美味。甘辛い肉そぼろはスープと一緒に食べることで旨味と辛さがより強調され、全体の味をキリっとまとめてくれた。

 もっと辛さが欲しいという人は花椒も別添えで付属されているので、食べ進める途中で味変してみるのもいいだろう。唐辛子系のピリっとくる辛さとは異なった痺れる辛さを楽しめるのでおすすめである。

石臼挽き蕎麦粉のコシざるそば/388円

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 2019年8月17日付当サイト記事『セブン-イレブン、買うとガッカリな商品5選!ミニ冷し中華、冷しちく玉天うどん…』で紹介した「コシとのど越しが自慢 ざる蕎麦」は、持ち上げるだけで蕎麦がブチブチと切れるという微妙な評価を下した商品であった。しかし、現在発売中の「石臼挽き蕎麦粉のコシざるそば」は、その評価を覆すほど美味しい商品へと変貌していた。

 まず前回の記事で問題としていた蕎麦のコシだが、本品の蕎麦は強く持ち上げても切れることはなく、しっかりと製麺されていることが窺える。実食してみても、蕎麦本来の素朴な香りと弾力のある食感が楽しめるのでどんどん箸が進んでしまった。つゆの濃さもしょっぱすぎず、出汁の旨味が存分に抽出されたものであった。

 SNS上では「コンビニの蕎麦はセブンが一番!」「コシの強さと蕎麦の香りが絶品」など本品を愛している人の声も少なくない。ファンが満足できるように日々の商品開発に努めているセブンは、質の向上に抜かりがないようだ。

銀座デリー監修 タンドリー風チキン/486円

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 上野に本店を構えるインド・パキスタン料理専門店「デリー」とコラボした「銀座デリー監修 タンドリー風チキン」。10種類以上のスパイスを使用したソースにしっかりと漬け込んだチキンが売りの商品となっている。

 SNS上では「スパイスの風味が効いていて旨い」「チキンが柔らかくて最高」と絶賛する声がある一方、「コンビニでこんな本格的な味が楽しめるなんて……」と本品のクオリティに驚く声もあった。

 そこでさっそく食べてみると、チキンは噛むとほろっと崩れる柔らかさで絶品。ソースにはヨーグルトも入っているため、辛さだけではないマイルドな口当たりとなっている。ソースの味付けが肉の旨味を格段に引き立てているので、美味しさは倍増。あっという間に完食してしまった。ご飯のおかずだけではなくお酒のつまみにもなりそうな病みつきになる味わい。リピート待ったなしの商品だろう。

 セブン-イレブンの商品は以前食べたものがより美味しくなっているということが珍しくなく、サービス向上の姿勢が読み取れるため非常に好感が持てる。今回紹介した商品を食べてみたいと思った人は、お近くのセブンまで足を運んでいただきたい。

(取材・文=A4studio)

※情報はすべて4月13日時点のものです。

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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