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防犯ダミーカメラ、時間がかかる毛玉取り…ダイソー、ネット上で不評な商品5品

文・取材=A4studio
ダイソー「ブルートゥーススピーカー」
ダイソー「ブルートゥーススピーカー」

2022年3月で創業50周年を迎えたダイソーは、機能性やデザイン性に優れた100円ショップや300円ショップがひしめく今なお、業界1位の座を揺るぎないものとしている。

 そんなダイソー、21年2月末時点の公式HPの情報によると、国内に3620店舗、海外に約2272店舗を出店しており、年間の売上高は5262億円を記録。さらに1カ月での新商品開発数は800アイテム以上としており、業界1位に慢心しない積極的な姿勢を見せている。

 さて、商品開発に余念がない同店にはコスパの良いアイテムが多いのだが、残念ながら、なかには人を選ぶような商品やちょっとイマイチな商品も存在している。そこで今回は、“この春、要注意(?)なダイソー5品”を紹介しよう。

ブルートゥーススピーカー(レトロタイプ)/770円(税込、以下同)

ブルートゥーススピーカー(レトロタイプ)」は、昭和ラジオのようなデザインが特徴的でノスタルジックな雰囲気がかわいいスピーカー。近年レトロが流行っていることもあって、SNSで注目を集めている。

 6.3cm×7.0cm×11.5cmの手のひらサイズで、カラーはブルー、ピンク、ホワイトの3種類。Bluetooth接続は接続可能範囲が10mで、USB充電で繰り返し使うことができる。

 だが機能性・デザイン性・コスパを満たした商品のようにも思えるのだが、購入者からは「音質が悪い」「高音で耳が痛くなる」などの辛辣な意見があげられている。実際に使ってみたところ、高音がキーンとした音になるなど、音質は正直微妙だ。好意的に解釈するなら、音質のチープさもレトロ感があって良いと思えるだろうが……。音質に満足できるかで好みが分かれる商品だろう。

くるくる毛玉取りL873/110円

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 お気に入りの衣類であれば、丁寧に手入れして長く着たいもの。特にニット類は着ているうちに毛玉ができてくるので、こまめな手入れをしたい。「くるくる毛玉取りL873」は、110円という安さでありながら毛玉が簡単に取れると口コミで評判の毛玉取り。

 カラーはピンク、ブルー、グレー色の3色展開。使用するには単3電池2本(別売り)が必要。ポケットに入れておくことができるほどコンパクトなことも特徴のひとつだろう。使用方法は電源を入れて、毛玉が気になる部分に優しく当てながらコロコロと転がすだけである。

 しかし、一部の購入者からは「毛玉を取るのに時間がかかる」という声が。実際に使用してみたところ、確かに一カ所の毛玉を取るだけでも何回もコロコロを繰り返す必要があった。110円というリーズナブルさを考えれば十分な性能なのだが、短時間で毛玉をきれいに取りたいという人は、多少高価になってもダイソー以外のメーカーの毛玉取りを買うのが賢明かもしれない。

メスティン 1.5合/880円

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「メスティン 1.5合」は、アルミ製の飯ごう。アウトドアで美味しいご飯を炊けるのはもちろん、自宅でも使える点がコロナ禍で注目され、一時は全国的に品薄になっていた商品だ。

 使い方は、まずは1.5合分のお米と水を投入して、30分以上寝かせる。その後15分〜20分ほど火にかける。パチパチという音が消えたら、火から下ろして15分ほどタオルに包んで蒸らせばできあがりだ。

 だが、取っ手のゴムが溶けやすいことがSNSで指摘されている。実際に購入した同商品をガスコンロで使用してみたところ、溶けることはなかったが、焚き火などで火力が強い場合は、熱に耐えられないことがあるのだろう。

防犯ダミーカメラ(フェイク セキュリティカメラ)/330円

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防犯ダミーカメラ(フェイク セキュリティカメラ)」は、抑止力としてダミーカメラの購入を検討している人にうってつけの商品。リアルなカメラレンズや赤色点滅LEDが、本当に録画しているように見えることが注目を集めている。

 ドームタイプの防犯カメラを模しており、サイズ感も街中で見かける本物に近いだろう。使用するには単3電池3本(別売り)が必要だが、常時点灯で約3カ月も持続するそうだ。

 ただ、防水機能が付いていないため、雨が当たる場所に設置すると壊れてしまうかもしれないことが弱点として挙げられているのだ。実際SNSでは「玄関先に置きたかったけど雨が心配」「値段が高くてもいいから防水機能つけてほしい」といった声が呟かれていた。設置予定の場所が雨に当たる場合は要注意だが、雨に当たらない場所での使用を考えている人にはおすすめだ。

折りたたみ角バケツ7.5L/550円

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 バケツは大きいものだとかさばってしまい置き場所に困ることも多いだろうが、「折りたたみ角バケツ7.5L」は、そんな収納の悩みを解決してくれる便利グッズだ。使用時の大きさは幅32cm×奥行き32cm×高さ24.5cmと普通サイズのバケツなのだが、折りたたむと高さ5cmの薄型コンパクトサイズになるのである。さらに取っ手が付いているので、壁掛けフックなどに吊り下げておくことも可能だ。

 しかし購入者からは「広げにくい」「広げるときに手が汚れて不便」などの声が囁かれている。実際に使用してみたところ、確かに広げる際に多少の力を入れる必要があった。さらに広げるときはバケツの内側に手をかけるので、汚れたバケツの内側に触れたくないという人は購入を控えたほうがいいかもしれない。

 今回は“この春、要注意(?)なダイソー5品”を紹介した。しかし、多少の欠点はあるもののどれも値段のリーズナブルさは魅力的なため、要注意ポイントが気にならない方であれば購入を検討してみてもいいかもしれない。商品開発に注力しているダイソーのアイテムに、今後も注目していきたい。

(文・取材=A4studio)

※情報は2022年4月24日現在のものです。

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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