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『ユダヤの商法』出版50周年! 累計105万部、ベストセラーで語られるビジネスの法則とは?

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 科学的社会主義を説いたカール・マルクス、相対性理論を発表したアルベルト・アインシュタイン、映画監督のスティーブン・スピルバーグ、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ、Facebookの創業者のマーク・ザッカーバーグら、歴史に名を残した偉人や実業家たちのなかにはユダヤ系の人々が多くいる。

 ユダヤ人はタナハやタルムードをはじめとした聖典を「行動原理」として持っているケースが多い。また、「キリスト殺し」として差別を受け、たびたび追放や迫害の対象となった歴史がある。

 それゆえに誰も奪えない知識を与える「教育」を自衛の最善策とし、「労働」を神聖な行為と捉えた。そして、神との約束である「契約」を何よりも重んじることで、歴史のあらゆる局面で重要な役割を果たしてきたといわれる。

累計105万部 空前の大ベストセラーで明かされるビジネス成功の法則


 ユダヤ人の優秀さや商才については古くからさまざまなことが言われてきたし、彼らに商売の秘訣を学ぼうという本はたくさんある。その一つが日本マクドナルド創業者の藤田田氏による『ユダヤの商法』だ。大ベストセラーとなったこの本は、ソフトバンクの創業者・孫正義氏やユニクロの柳井正氏ら日本の実業家たちに影響を与えた。

 その『ユダヤの商法』が刊行されたのは1972年。今年出版50周年を迎えた本書をマンガ化したのが『漫画版ユダヤの商法: 君たちはどう稼ぐか』(藤田田原作、まじかる漫画、KKベストセラーズ刊)だ。本書では、ユダヤ人から行動原理・規範・契約を学び、一代で大成功を収めた藤田田氏の『ユダヤの商法』をもとに、ビジネスマンとして必要な商売の原理原則をまじかる氏のマンガにより紹介する。

 ユダヤ商法には法則があり、その法則を支えているものは宇宙の大法則なのだという。人間がどうあがいても曲げることができないのが宇宙の大法則であり、ユダヤ商法がその大法則に支えられている限り、彼らは決して損をしない。それはユダヤ5000年の歴史が証明している公理だと藤田氏は述べている。

 ではユダヤ商法とはどういうものか。その基礎は「78対22の法則」にあるのだそう。

 正方形の面積を100とすると、正方形に内接する円の面積は78.5。つまり正方形の残りの面積は約22。この割合は空気の成分にも当てはまる。窒素78に対し、酸素22の割合である。また人体の組成も水分量とその他の物質が約78対22だとされる。売り上げの8割は2割の社員に依存するパレートの法則もこの割合に近い。

 そして、儲けの法則も78対22であると藤田氏はユダヤ人から教わる。金を貸したい人78に対し、借りたい人は22の割合で成り立っている。この宇宙の大法則を下地に、藤田氏は自分のビジネスを成功させた。宇宙の法則と言われると、なんだか本を読む前に腰がひけてしまう人もいるかもしれないが、ユダヤ商法は日本人の目から見るとかなり新鮮。ビジネスに実際に応用できるかどうかは別として、極めて強く印象に残るはずだ。

 不朽の名著をマンガでよりわかりやすく読める本書に書かれていることを信じるも信じないも自由。多くの経営者たちにも影響を与えた『ユダヤの商法』は現在活躍するビジネスマンの糧にもなるかもしれない。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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