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ダイソー、買ったら後悔した商品5品…文字が歪む「スマホ拡大スクリーン」?

文・取材=A4studio
ダイソー、買ったら後悔した商品5品…文字が歪む「スマホ拡大スクリーン」?の画像1
ダイソー「瞬間冷却パック」

 100円ショップ業界最大手のブランド「ダイソー」。バブル崩壊後、消費者の購買意欲が低下している経済状況が好機となり、安価な商品を求める当時の消費者ニーズに応えて躍進してきたチェーン店だ。リーズナブルな魅力の他に、一度の来店で多様なジャンルの商品が購入できる利便性が来店者数増加、売り上げ拡大の要因ともなっているのだろう。

 その圧倒的な人気を物語るように、今や国内3620店舗、海外24の国と地域2272店舗、世界合計5892店舗(2021年2月末時点)を数え、100円ショップ業界で堂々たるNo.1の座に君臨している。

 しかしそんなダイソーだが、なかには買ったことを少々後悔してしまいそうな商品もチラホラある様子……。そこで今回は独自調査で“この夏、要注意なダイソー商品”を5つピックアップしたので、紹介していこう。

瞬間冷却パック/110円(税込、以下同)

 気温30度超えの日々が続き、外出時は汗拭きシートや制汗剤などが欠かせないという人もいるだろう。そんな猛暑の日々を快適に過ごせるような便利グッズが、ダイソーでは多く展開されている。

 ダイソーの「瞬間冷却パック」はそのうちのひとつで、叩くだけで瞬時に冷却が始まるという画期的な商品だ。大きさは手のひらと同じぐらいで、持ち歩くのにも最適なサイズ感であるが、残念な点もいくつかある。

 それは、冷却時間が15分ほどしか持続しないという点。しかも再利用ができないため、一度使ってしまったら捨てるだけになってしまう。これなら、少々値段が張っても使いまわしができるものか、長時間使える冷却パックを買ったほうがいいのではないだろうか。

スマホ拡大スクリーン/220円

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 コロナ禍でおうち時間が増え、スマホを見る機会が多くなった人もいるだろう。ダイソーにも、スマホやタブレット機器をより効率よく使うためのアイテムが増えている。「スマホ拡大スクリーン」もそのひとつで、その名のとおり液晶を大きく見せる機能があるアイテムだ。

 スクリーンを背面のストッパー部分に立てかけ、さらに後ろに付いている部品にスマートフォンを設置すれば準備完了。画面の角度や高さも変えられるだけでなく、折り畳み式なので持ち運びもラクと、一見便利そうなアイテムだ。しかし実際に使ってみると、気になる点も見えてきた。

 というのも、スクリーン部分が光を強く反射してしまうので、拡大した文字が歪んで見えてしまうのだ。また、スクリーン周りの黒いふちも、スマートフォン画面全体を見るには邪魔になってしまい、少々残念さが残る。そういった点をストレスに感じない方であれば、試しに買ってみてもいいかもしれない。

スマートフォンスタンド(フレキシブルアーム)/220円

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 多くの人にとってスマートフォンが必需品となったこの時代、食事中や就寝前にスマートフォンを見ている人も多いだろう。だが、机にスマートフォンを置くとかがんで画面を見ることになり首が痛くなってしまったり、ベッドでは手でスマートフォンを持つことで手が疲れてしまったり、使用に際しての悩みもつきものだ。

 ダイソーの「スマートフォンスタンド」は、その名のとおりスマートフォンを立てかけることで、そうした悩みを解決してくれるという触れ込みのアイテム。スマートフォンを挟む部分とスタンド部分は共にクリップ式になっていて、アーム部分は角度が自由に変えられるフレキシブルな構造となっている。スマートフォンを挟むクリップ部分は360°回転式で自由に角度を変えられるため、スマートフォンを縦置きでも横置きでも使えるのが嬉しい。

 この商品、クリップの部分は支障なく使えるのだが、問題はアーム部分にある。フレキシブル構造ということだが、自由自在に動かせるかというとそうもいかず、かなり固く、曲げるのに力がいるため、角度を変えるにも一苦労なのである。かと思えば、スマートフォンをいざ設置して画面を操作しようとすると、フラフラと揺れて不安定になってしまうなど、構造的な不安定さが目立つのだ。発想はとても良いのだが、部品のクオリティが今ひとつ追いついていない商品というところだろうか。

ハンガーストッカー/110円

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 クローゼットの中はきれいに保ちたいが、どうしても衣服がかさばってギチギチになってしまう……なんて状態に悩まされている人も少なくないはず。ダイソーの「ハンガーストッカー」は、そんな悩みを抱えている人に最適という触れ込みの商品だ。

 1つのストッカーにつき、縦方向に最大10本のハンガーをかけることが可能で、衣服をすっきりと収納することができるとのこと。スペースを効率的に使えるので、クローゼットの中をきれいに保てそうだが、いくつか問題点もある。

 それは、とにかく取り出しがスムーズにできないというデメリットだ。加えて、縦方向にかけるハンガーの性質上、この商品の下部にかけると床に服がついてしまうこともある。あちらが立てばこちらが立たずといった感じで、メリットとデメリットが共存してしまっている商品という印象だ。

置くだけで音が広がるスマートフォンスタンド/110円

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 最後に紹介するのは「置くだけで音が広がるスマートフォンスタンド」という商品。その名のとおり、スマートフォンをスタンドに置くだけで音が広がるというアイテムだ。

 背面から充電ケーブルを差し込み、穴に沿ってケーブルを通せば充電しながらの使用が可能で、充電しないときは備え付けのストッパーでケーブルを固定できる。商品の形状を見ると、縦向きでしか置けないかと思いきや横向きでも置けるのが嬉しいポイントではある。

 だが気になるのは、肝心の音に関しての効果が低いこと。実際使ってみると音が広がった感じがあまりしないのである。動画などを流してみると、BGM部分は心なしか大きくなったように感じるが、全体的にそう変わった印象は覚えなかった。

 使用したのは室内だったが、その時点であまり効果が感じられなかったことを考えると、屋外でスピーカーとして使うなどは難しいだろう。また、ストッパー部分はケーブルが太いと固定できなそうなため、充電機能を備えたスタンドとして使う場合でも、別の製品を使用したほうがよさそうだ。

 人々の生活を助けてくれる商品を生み出し続けるダイソーだが、使い方や機能によっては要注意の商品も少なからずある。今回の記事を参考に、失敗のないダイソーでの買い物ライフを楽しんでいただければ幸いだ。

(文・取材=A4studio)

※情報はすべて7月1日時点のものです。

A4studio

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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