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ゆたぼん、事故を起こした高齢者を救出→褒められずに叩かれている理由

文=Business Journal編集部
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ゆたぼん、事故を起こした高齢者を救出
「少年革命家ゆたぼんチャンネル」より

 自称“少年革命家”のユーチューバー「ゆたぼん」が、自身のYouTubeチャンネルで公開したが、思わぬ波紋を広げている。

 ゆたぼんは現在13歳で、中学校2年生の歳だ。だが、小学校の頃から不登校となり、「人世は冒険や」をスローガンに、学校に通わない自由を発信し続ける。そんなゆたぼんは現在、クラウドファンディングで資金を集め、自動車で日本一周の旅に出ている。

 ゆたぼんは9月10日、その日本一周の旅の途中、北海道での様子を公開。自身の乗る自動車の前を走る自動車が、事故を起こす現場を目撃し、高齢の女性ドライバーを救出する様子を映したもので、「事故った車を助けました」とのタイトルで動画をアップした。

 事故に遭遇した直後、救助に向かい、警察に連絡したゆたぼんと父親の対応を称賛する声がある一方、ネット上では批判の声のほうが多く上がっている。

 実は、軽自動車は事故を起こす前、かなり長い時間、蛇行運転するなど異常が見られた。反対車線にはみ出した際などに、ゆたぼんの父親はクラクションを鳴らすなどの措置は取っていたが、その間に警察に連絡することなく、後ろを追走して動画を撮り続けていた姿勢に、非難が集まっているのだ。

 軽自動車に異変が見られたのは、夕暮れが近づきつつある時間帯のようだが、周囲は明るい。その後、ずっと追走して異変を録画し続け、事故が起きたのは日没後で辺りが暗闇に包まれ始めた頃だ。おそらく、少なくとも数十分は経っていたと思われる。

 警察の関係者は、「ふらふら運転など、異常のある自動車を見つけたら、速やかに警察に連絡してほしい」と話す。実際、ゆたぼんらが早い段階で警察に電話していたら、事故が起きる前に警察が対処できた可能性もある。

 事故後、速やかに周囲の人たちと連携してドライバーの女性を救出し、救急車に乗るまで付き添った対応は素晴らしかったが、カメラを回しながら駆け寄ったことが、「人道的・倫理的にふさわしくない」「交通事故を動画のネタにする姿勢がさもしい」といった批判を招くことになった。動画を見た人に対し、注意喚起の意味合いもあるのだろうが、事故を金儲けの手段に用いているように思われた節がある。

 ゆたぼんの日本一周の旅はまだまだ先が長い。学校に通う以上の学びが得られる旅となることを祈る。

(文=Business Journal編集部)

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