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日本初の日本語禁止バー「Sick!」爆誕!海外のバーを疑似体験できる

取材・文=道明寺美清/ライター
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 うっかり日本語を話してしまった場合には、時間料金とは別料金でテキーラ(またはノンアルコールショット)の応酬があり、罰ゲーム感覚で日本語の使用を諫めるシステムになっている。日本語使用の罰則があると聞くと、「Sick!」への来店に不安を感じる英語初心者もいるだろう。しかし、英語レベルは初心者から上級者、ネイティブまで、英語に触れたいという人なら誰でも楽しむことができる点も「Sick!」の売りだと西山氏は胸を張る。

「『Sick!』のスタッフはバイリンガルやネイティブレベルの英会話力を持つ20代の女性スタッフが中心です。コミュニケーションスキルも高いスタッフが、お客さんの英語力に合ったレベルで会話をリードしますので、各々に英会話を楽しむことができると思います。英語力に自信がない方でも、わからない時やオーダーのときに使うフレーズをスタッフが教えるので安心して来店してほしいと思います」

ハイスペックなスタッフ

 英語バーをオープンするにあたって、周りから心配の声が上がったのが、スタッフの採用問題だった。

「男性客が一人で来店しても会話が楽しめるように、女性のスタッフを多く置きたいと考えていました。周りからは、『そんなハイスペックな女性がいるのか?』という声もありましたが、僕はまったく心配していませんでした。大学生の場合、英語ができる人であれば、時給でいえば、家庭教師や塾講師のバイトもありますが、働ける時間が短いため、結果、稼げるお金はそう多くない。その点、『Sick!』なら得意の英語を話しながら、1日8時間働くこともできる。そして、スタッフにとっても『Sick!』が英語を話せる場所となるため、働きたいという人は多く、応募は100人を超えました」

 スタッフには、帰国子女もいれば、完全に日本のみで英語を学びネイティブレベルになっているスタッフもいる。スタッフの英語勉強法を聞いてみるのも参考になるかもしれない。西山氏自身も英語スキルを磨きたいため、時間があれば『Sick!』に通っているという。

「スタッフとの会話だけでなく、英語だとお客さん同士も話しやすい雰囲気があり、僕も自然と会話に入ることもあります。型にハマった英語学習よりも、楽しんで英語を使うことができると、僕自身が実感しています。

『Sick!』はスラングで“超イケてる、ヤバイ”という意味に使われています。スラングがわかるくらいに英語を体験してほしいという願いを込めた店名です。僕が『Sick!』で英語が上達すれば、英語学習の新しいモデルを提案したことになり、英語ビジネスでのシェアを取れるのではないかと考えています」

 楽しみながら英語を学びたいという人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

(取材・文=道明寺美清/ライター)

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