ポーターからドアマン、バトラーまで配置
そのなかで、帝国ホテルとの提携による管理サービスの内容をみると、次のようになっています。マンションの玄関には、帝国ホテルで鍛えられたポーター、ドアマンが立って居住者や訪問者を迎えてくれます。慣れれば、名前を呼んで迎えてくれるかもしれません。写真にあるロビーのゆとりとともに、住む人のプライドを満足させるはずです。またコンシェルジュはもとより、バトラーが駐在して居住者のこまかな面倒をみてくれますが、バーカウンターには、やはり帝国ホテルのバーテンダーがいて、極上のサービスを提供してくれます。
隣接して、三井グループの迎賓館である三井倶楽部があり、その庭の素晴らしさは内外に知られていますが、この『三田ガーデンヒルズ』でも、三井倶楽部のガーデナーによって、ガーデニングが実施されます。
ホテルか美術館のようなロビーイメージ
充実のエデュケーションサービスを提供
さらに、居住者向けのウェルネスとしては、フィットネスルーム、プール、ゴルフレンジ、サウナや岩盤浴、酸素カプセルルームを設置するほか、中庭には散策やヨガ・ストレッチなどが可能な空間も用意されます。感染予防対策としては非接触型のオートロック、エレベーター、ゴミ置き場の自動ドアなどが採用されています。
このほか、教育面についても充実しています。エデュケーション、フードキュレーションなどの大人向けの内容のほか、30年以上の実績を持つ「つくし会」の幼児教育を誘致し、子ども向けのエデュケーションサービスの運営を委託します。教育の一環として一人ひとりのニーズに合った専門のトレーナーによるフィットネスのレッスン、キッズ向けの環境教室の開催なども予定しているわけです。
まさに、あらゆるところに手が届く、充実の管理サービスです。立地や物件内容とあわせて、平均坪単価が1000万円を超えそうなのも、さもありなんといったところです。
(文=山下和之/住宅ジャーナリスト)