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海運ONE、環境対応型コンテナ船導入=今治造船・広島工場で命名式―シンガポール

【シンガポール時事】シンガポールを拠点としている日系コンテナ船事業会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は17日、今治造船(愛媛県今治市)の広島工場(広島県三原市)で、新造コンテナ船「ONEシンガポール」の命名式を行ったと発表した。
1万3900TEU(20フィート標準コンテナ換算)級の同船は、ONEが発注した全32隻の超大型新造船シリーズの6隻目。新造船はすべてシンガポール船籍となる。
ONEは同シリーズを自社保有とし、メタノールやアンモニアなど環境対応燃料の搭載が可能となっている。
保有船舶の拡大と脱炭素化を両立させる取り組みの一環で、ジェレミー・ニクソン最高経営責任者(CEO)は、「本社がある都市名のシンガポールを冠した本船は、シンガポールとの強固な関係を象徴する」と述べた。
32隻のうち20隻は日本と韓国の造船所で2025~26年に、12隻は中国で27年以降に引き渡される予定。新船導入により、同社が保有する船舶は約260隻から290隻超に拡大する。(了)
(記事提供元=時事通信社)
(2025/06/18-15:07)
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