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わき腹のトレーニングと脊柱の回旋について

わき腹のトレーニングの一つに、わき腹をねじることがありますが、外腹斜筋が付着しているその走行をみても、ねじる位置は腰ではなく、胸部というのがわかります。そもそも人体の構造上、腰はほとんどねじることのできない部分であります。

脊柱の回旋

脊柱が長軸まわりにねじられることを脊柱の回旋動作として表されますが、脊柱下部に対して、脊柱上部前面がどちらに回旋するかによって、右方向、左方向の回旋と表されます。

右回旋は、骨盤を固定して頭部や肩を右方向へ動かす運動、あるいは、脊柱上部、頭部、肩を固定して、骨盤を左へ動かす運動をいいます。これを元の位置に戻す運動を左回旋といいます。

胸椎と腰椎の回旋に限定してお話すると、脊柱の長軸方向の回旋に関わる筋肉は、主に腹斜筋と脊柱伸展筋群によります。

体幹が右方向に回旋するときは右側の内腹斜筋、最長筋群、腸肋筋群らと、左側の外腹斜筋、多裂筋、回旋筋群、胸半棘筋らが収縮して、運動が起きていきます。(もちろん、主動となる筋肉、その対となる筋肉、ともに働く筋肉、耐えながら力を発揮している筋肉など、それらの相互の作用や関節の多さにより、上記以外の筋肉の活動が見られるという研究もあります。)

脇腹のトレーニングを考える。

脊柱の回旋動作をみたとき、脊柱の角度関係により、その活動する部位も変わってきます。このことはわき腹の回旋トレーニングをする際の一つのポイントとなります。

垂直に立っている状態から脊柱の回旋動作が起きると、胸部が大きく回旋する傾向があります。これは今まで見てきた通りです。
このとき、背中を反った状態で、回旋すると、大きな回旋が腰椎に起こりやすくなり、脊柱伸筋群が回旋に大きく貢献することになるといいます。脇腹のトレーニングをするという点からみると、反った状態での脇腹のトレーニングは効果が低くなるといえるでしょう。それどころか、腰椎への負担も激しいものになるのでおすすめできません。腰部は本来ねじりに向いていない部位なのですから。

これとは逆に、脊柱を折り曲げた状態(脊柱屈曲位)では大きな回旋がより脊柱の上部に起こり、腹斜筋群がより強く使われる傾向があります。
このように、体幹の位置や重力の関係が、主要な回旋部分とそれに関わる筋肉の作用を決めるのです。

腹筋の筋力強化エクササイズを行う際は、このようなことにも留意しながら、行っていきたいものですね。

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