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パーソナルトレーナーの可能性②〜医療機関との連携

【この記事のキーワード】


パーソナルトレーナーの可能性という事で、将来トレーナーを目指す方やパーソナルトレーナーの活動に興味がある方に向けて記事を書かせて頂いていますが、
今回は医療機関との連携について書いてみたいと思います。

トレーナーにとって必要な基本的知識として、運動生理学や機能解剖学、栄養学などがあげられます。

トレーナーは医師ではないので、医療行為は出来ませんが、仕事の性格上、医学的な知識は必要になってきます。

私も、様々なお客様の目的に沿ったトレーニング指導をしているのですが、まったくの健康体で不具合がどこにも無いという方はいません。

特に年齢が上がっていくほど、整形外科的疾患や内疾患を抱えているケースが多くなります。

 

では、

パーソナルトレーナーはどの程度まで、医学的な知識を持てば良いのでしょうか?

【医師とも対等な立場に】

私のクライアントには、医師や看護師、医大の教授や病院の院長も多いです。

パーソナルトレーナーになって最初についたクライアントが整形外科医院の院長だったのですが、ゴルフの飛距離を伸ばすのが目的でした。

学生時代に手術をした肩に痛みがあり、余計な力が入り、スムーズなスイングができない状態だったので、まずは肩の痛みを取ることが必要だとアドバイスすると、「40年以上前の怪我で、これはもう何をやっても治らないよ。」と、先生が仰いました。

院長先生は、怪我の後遺症【器質的な障害】と思っていました。
私は、長年、肩を庇って動かしていなかった為に起きた【運動機能障害】だと見立てました。


結論からいうと、上腕肩甲リズム:上腕の外転動作に伴い、肩甲骨が上方回旋するのですが、肩甲骨がまったく動いていなかったのです。

普段、偏った運動しかやって来なかった為に、他にも機能不全を起こしている部位が多かったと記憶しています。

パーソナルトレーニングでは、

サイドレイズなど上腕肩甲リズムを改善するためのトレーニングを中心に行い、下半身から上半身への連動を意識したウェイトトレーニングなども時間の許す限り行いました。

結果、2、3回のセッションで、40年来の痛みが無くなりました。

これには、院長先生も大変喜ばれて、「実はうちの奥さんも肩痛いって言ってるんだけど、一度、見て貰っていいかな?」と。
このような調子でお客さんがどんどん増えて行きました。

現在では、各地の病院や歯科医院にも呼ばれ、傷病者に対しての運動指導をしています。


【増え続ける要介護認定】

令和2年1月現在
介護認定を受けられている方は、

667万3718人。

内閣府の資料を見ても、年々増え続けているのがわかりますね。


その内の約7割がロコモティブシンドロームが起因すると言われています。

代表される疾患が、変形性膝関節症、変形性腰椎症、骨粗しょう症です。

最初にこの病名がついて、いずれ介護生活になる方が多いのが現状です。


階段から落ちたわけでも車に跳ねられたわけでもなく、日常生活を送っている中で、徐々に痛みが出てきて、そのうち椅子から立てなくなり、歩けなくなり、ベッドからも起き上がれなくなり、最終的に他人の手を借りなければ生きて行けなくなるのです。

原因は全て生活習慣、簡単に言えば運動不足にあります。

逆に言えば、正しい運動(特に、ウエイトトレーニング)をして行けば、痛みも消えて普通の生活に戻れるようになると言っても過言ではありません。

病院では、痛みを止める為、湿布、飲み薬、注射、手術の対症療法が主になります。
実際に運動をさせないので、
手術をしても介護になってしまうケースが多いのです。

医師から「もう一生歩けるようにはなりません。」「もう治りません。」と告げられた方が、パーソナルトレーニングを受けられて、帰りには車椅子や松葉杖が要らなくなってお帰りになる方もたくさんいます。

【医師や理学療法士に向けての指導】

下記の画像は、

病院の整形外科にて、
これから手術を控えている患者さんに対し、

手術をせずに私の運動療法で改善させるという方法を、

医師や理学療法士さんの前で実演している所です。

(白衣を着ているのが医師で、緑衣は理学療法士です。)

トレーナーの資格を取得したり、更新する為には定期的にセミナーを受講しなければならないのですが、講師の方々は、大学医学部の教授など、医師がほとんどです。

体や健康のプロとして、トレーナーより医師や理学療法士の方が格が上という事はありません。

充分に知識や技術を身につければ、医師や理学療法士に向けて指導を依頼される事も多くなってきます。

最近は、手術をするべきかどうか?
私の意見を聞いてから判断したいという医師からの相談も出てきました。


こうして、パーソナルトレーナーが医療機関と連携していく事で、より多くの人の健康維持や回復に寄与でき、さらには、確固たるトレーナーとしての地位を確立できると自負しています。

【結論として】

パーソナルトレーナーとして、どこまで医学的な知識を得れば良いか?

私としての結論は、現代医学(西洋医学)的な知識は、さほど重要ではなく、現代医学で抜け落ちている部分、特に東洋医学や中医学、自然療法的な知識と、運動を合わせた臨床を積み重ねていく事が最も重要だと思います。

【次回は、】

医療機関との信頼関係ができると、超一流選手や芸能関係者などを紹介されてきます。

次回は、スポーツ選手や芸能界、メディアでの活動について書きたいと思います。

今回も読んで下さいまして、誠にありがとうございました。

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